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10.31.2011

そういう時代

以前ここで上げた動画の再生回数が4000回突破というとんでもないことになっている。素人の趣味程度の動画で、なんのコネクションもなくこれだけの再生回数に到達するのはおそらく不可能。これにはワケが…

動画を作ったのは良いが、それをどうしようか?という話になり、Wと相談し、ハラカミさんが生前仲良くしていて、きっとハラカミさんのことが大好きだっただろうと思われる、タブラ奏者のU-zhaanに見てもらおう!ということになり、金曜の夜にメールを送った。そしたらば。即レスきた上に、ツイッター@u_zhaanで紹介してくれて、それがどんどんリツイートされていき…という経緯だったのだ。週末の三日間だけで4000回も再生された。ツイートを追いかけていくと、いろんな人たちのお褒めの言葉があちらこちらに存在していた。
なんだかとても不思議な心地。見ず知らずの、それもダンス関係者ではない人々がこの動画を見て感想を述べているのが伝わってくる…ツイッター、すごいわー。でもって、こわいわー。改めて、すごい時代になったんだなぁと痛感した次第。

調子に乗って、また作ろうよ!という話が出ている。近いうちに企画会議開かなきゃだね。踊ってもらいたいハラカミ曲は死ぬほどあるし。あ!あとU-zhaanの新譜でもやりたいね。

……て、その前に、W、オーディションとコンテストが控えてる。がんばれー!Wー!

10.30.2011

んで

もうpcの前にへばりついてるついでに昨日のWのコンテストの予選映像あげちゃう。

今日は家中のみんなが留守で(いや、ねこはいたよ、いぬもいたよ)もうなんかひたすらpc前でダラダラ過ごしていました。少し時代を違えて生まれていたなら、ひきこもりニートになれた自信あります!!






rest。よく頑張った!初めて自分たちで音も振付けもフォーメーションも全部全部作ったんだもんね。おばさん、あなたたちの成長しっぷりに涙ちょちょぎれます。

無事、予選通過!目指せ優勝!!!

バカ

三連発

nigahiga





victorvictorkim






そして極めつけ
d-trix




バカ過ぎる(笑)
このゲームなんなの???

命日

10月31日は、急遽我が家に迎え入れたtonoという白ねこの命日だ。明日で丸四年になる。

そもそもcantoに出会わなければ、このわたしが、かなり悪質なねこアレルギーを持っていたわたしが、うちでねこを養おうなんて発想はでてくることはなかった。cantoに出会って、cantoと自分のアレルギーを天秤にかけて、cantoが勝ってしまったんだよね。一生、アレルギーの薬を飲み続ける覚悟をした。にしても迎え入れた当初はきつかった覚えがある。そもそも、ねこを飼っているお宅にお邪魔するだけで、仮にそこにねこの姿はなくても、目はしょぼしょぼ鼻水ダラダラ、終いにはくしゃみが止まらなくなりそのお宅の方に謝られたりすることがよくあった。そのぐらいひどいアレルギーだった。なので、cantoがうちにやってきて、目はしょぼしょぼ鼻水ダラダラくしゃみ連発、プラス皮膚がかゆかゆの日常に突入したのだ。がしかし、数ヶ月経った頃、アレルギーの症状が緩和していることに気付いた。もしくは、気付いたらアレルギー症状が激減していた…と言った方が正しいか。とにかく、なんだかよくわかんないけど、きっと遺伝子レベルでねこを受け入れたに違いない!と、自分の身でもって「人体の不思議」を実感したのだった。

tonoはまだこねこだった。真っ白で額のほんの一部にグレーの毛があり、オッドアイの男の子だった。彼の辞書には「物怖じ」という言葉はなかったらしく、ねこにもニンゲンにも躊躇せず突進していくまるでねこらしからぬ性格で、でもとても愛らしい子だった。

うちにいたのはわずか1週間程度。具合が悪そうだったのを見兼ねて、毎日ご飯をあげてくれていたNさんが病院に連れて行ってくれて、入院する場所がなかったので困ってうちに「預かってくれないか」と連絡を入れてきたのだった。うちに来てからも具合は改善せず、再びわたしが病院に連れて行ったらいきなり「状況は厳しい」と入院させられてしまった。

tonoがなくなった時の絶望感やら虚無感やら、未だに覚えている。亡骸を病院に迎えに行ったときのあの辛い気持ちは絶対に忘れられない。

その時わたしは、全ニンゲンを恨むことができた。tonoをこんなにもかわいそうな目に遭わせたのは、全てのニンゲンのせいだと信じて止まなかった。この世に存在する全てのニンゲンが、ほんの少しずつでも他の命に思いやりを持っていたならば、きっとtonoをこんなに惨い目にあわせなくて済んだのかもしれないと思うと、道ですれ違う全てのニンゲンを殴り倒したい衝動に駆られて仕方がなかった。全員が悪い、だからtonoは死んだ…と思った。

今。さすがに、道ですれ違う全てのニンゲンを殴りたいとは思わなくなったが、ある特定のニンゲンを除く他のニンゲンには全く興味がなくなった。それは友達であっても。親戚であっても。興味がなくなった…というのは具体的には、その人が困っていようが苦しんでいようが全く共感や同情をしなくなったこと。だって関係ないんだもんわたしには。そうなったら、なんとも人生がラクになった。ねことかいぬとか、ニンゲンに虐げられる命に献身できるからね。ニンゲンがどんなに不幸でも、たとえそれが知人であってもわたしは知らない。関係ない。でも、近くで動けなくなったねこをみつけたらすぐに病院に連れて行っちゃう…躊躇なくそういう行動を取れるようになった。ラクだ。

無責任?ヒトによってはそう受け止めるだろうけど、だいたい誰かや何かに責任押し付けて自分は高見の見物ってどうなのよ??て思う。責任って誰かに押し付けるものじゃなくてさ、自ら背負うものなんじゃないのかな。いい年過ぎたオトナたちがそんな自覚もなく他の命への感謝もなく生きているのを見るにつけ、本気でニンゲンと関わらないで生きていくぞと決意を新たにするのだ。

tonoが教えてくれたことは間違っていないと、4年が過ぎて改めて思う。

にしても、tonoが死んじゃったからうちのねこはこんなに増えたんだよー。あのばかねこめ!とはN談。まぁそれも事実。あの時目の前にいる子を全部うちに入れちゃったんだからね。だって死なれたくなかったんだもん。里親探そうとかも考えたことなかったしね。仮に見つかっても、その人のこと信用できなかったろうし。犬猫屋敷さんがよく、犬猫飼いのことを「イっちゃってる人々」と形容しているのだけど、わたしも時々自分のことをそう思う時があるようなないようなないようなあるような。うーーん。だとしても、わたしがいっちゃった人々になってしまったのはtonoのせいよね。そうだ。tonoに責任押し付けてしまえ。えいっ。

10.28.2011

動物愛護法に関するパブコメ結果

なんだかものすごいことになっています。

 詳しくはここ経由のこちらを参照(丸投げ)

業界の組織票に戦々恐々としていましたが、なんのことはない、彼らには命を守るという固い決意はないわけだから、仮にボスからノルマを言い渡されたところでそこに忠実に従う義務はないわけで、つまるところ、決意がないから提出に至るわけがないのよ。

それに引き換え我々は、なんの利害関係やしがらみもなく、ただ「不幸な犬猫をこれ以上増やすわけにはいかんのよ!」というそこだけに焦点を絞って、ばかみたいにひたむきにがんばったわけよ。そういうわけなのよ。

この一報を会社のネットで知ったのだけど、涙こぼれました。なんか、こう、ニンゲンって捨てたもんじゃないねと久々に素直にジーンときてしまいました。

殺処分ゼロ。

それが達成できたらば、わたしはもう少し他のニンゲンにも優しくなれるかなー。なれたらいいなー。きっとなれるよなー。でもあんまり他のニンゲンに興味ないんだよなー。だから別に優しくならなくてもいいや。

10.25.2011

日曜日発表会でのパフォーマンス

毎週通っている支店のチームです。リハを見た選抜チームの方のコーチが
「W、おかしかったですよー。まるで“体操のお兄さん”のように“ダンスのお兄さん”を勤めてましたよー。」と。

なんのこっちゃピンとこなかったのですが、本番を見て納得。
確かに。ダンスのお兄さんですな。
いやしかし、何度でもくどいほど言っちゃうけど、Wおっきくなったわ。







だって、4年前こんなだったんだよ(笑)






同時に再生するとなかなかオツです。 …なんていうか、同じニンゲンとは思えないのがおもしろポイントです。

10.24.2011

ここのところ

「湘南ストリートダンスコンテスト」の検索ワードでここを訪問されている方が多いですね。W、今年も出ます!予選が間近に迫ってきました。 

今回は初めて遭遇する困難がいろいろとあり、でもそれをしっかりと受け止め立ち向かいここまで来ました。メンバーのおうちが互いに遠いので練習時間を確保するだけでも大苦労。曲作り振付という準備段階の時点で、目一杯揉めまくってあのWがキレかけてる場面もあったわね。今回メンバーは4人。たかだか4人ぽっちでもそれぞれの意見を集約して一つにまとめ上げるのは本当に大変。そういう意味でも今回の挑戦は、ただ「コンテスト」に挑戦すること以上にchallengingで根性試される場面が多く見られました。ていうか、本当にこどもたちは着実に成長するのね。とんでもなく当たり前のことなんだけどもそこにいたく胸を打たれてしまいます。ひとまず予選突破がんばろう。Wは密かに本選用の音源作り始めているんだけどね!

 昨日は、所属する支店単位での発表会でした。Varsityでのパフォーマンスもありました。Wは恐らく今期でVarsityというか選抜チームを卒業するので、ほんの少しだけしんみりしながら見ました。 

シンプルな感想なんだけど、Wおっきくなったなー、と。これまた前述のとおりとんでもなく当たり前のことなんですが。選抜チームに入りたての頃は「おれがチームでびりっけつだ」なーんて泣いていたんだけどね。体もさることながら、心もうんとおっきくなりました。あと、チーム全体の実力が大いに上がりましたね。個々人の努力の賜物です。チーム以外でもレッスン受けたり、技を習得するために体操教室通ったり、もちろんおうちでの基本的な柔軟やら筋トレやら、みんな(出資者である親含む)がそれぞれ惜しまず努力した結果が今現在なんだと思います。今年はそのみんなの努力の成果として、世界大会でダブル受賞できたしね。ほんとにこどもたちはすごい!

 ものすごくベタなんだけど、ダンスを始めて、まぐれで選抜チームに入れちゃって、でも頑張らなきゃいけないと自分で思って努力できるようになって、楽しい仲間(全員女の子なんだけど)に出会えて、チーム活動する中で他のチームとの交流もできて更に仲間が増えて、踊るだけじゃなく音楽を作ることにも目覚めて、Macの操作はわたしなぞ及ばないくらいスイスイになれて…そんなWを4年間見続けてこれてわたし自身も本当に幸せだったなー。

さっき夕飯を食べながらジャスティンビーバーの話になって、わたしが「あーージャスティンみたいな息子が欲しいなー」と言ったら、「いるじゃん」とW………




 ですよね(笑)

10.19.2011

出会いと別れ(笑)

ようやく暑い日とさようならができそうですね。

唐突ですが、iMacを買ってしまいました。
確かJobsがなくなった翌々日くらいに注文したかな…。Jobsの死については本当にかなしくて、iPad2を購入して以来りんごファンに染まりつつあったワタクシ。と言えども、べ、べ別に、Jobsの死にあてられて買ってしまったわけじゃないんだからね!!!…と言い訳しつつも、完全に彼の死が我が家にmacを迎える時期を早めたことを認めざるをえません。

が、確固たる目的があって手に入れました。

夏、Wの世界大会でアメリカに滞在しているときに、レイ・ハラカミさんの訃報が飛び込んできました。あまりにも突然で、信じ難く、あちらこちらのニュースサイトを転々と渡り歩き、ようやく事実なんだと認識するしかありませんでした。Wもわたしも大好きなmusician。暗闇の中をほのかに照らすような彼の音楽は、100%機械音でできたものであるにも関わらず、暖かくて温度をものすごく感じるものでした。
帰国してしばらくしてから、ハラカミさんに捧げるために、ハラカミさんの曲を丸っと一曲振付けしてよ、わたしがWに打診しました。その際Nからの提案で「せっかくだから撮っちゃえば」と。ちゃんと衣装とか、ロケ地とか考えて撮っちゃえば、と。でもって、撮ったものを編集してPVみたくすればいいんじゃない?と。そんな発想が全くなかったので、なんだかわくわくしながらWとNと会議をして、「Dedicate to RH」というプロジェクトをスタートさせました。
8月から9月にかけて、計6カ所で撮影。全てを撮り終わって、さあ編集だ!という時に問題が勃発。Nが編集のために使用したいソフトがダウンロードできない…と。おそらくVistaだから無理なんじゃないのか??という結論に達しました。うーーーむ。ちょっと考えて、すぐ答えが出てしまいました。mac買っちゃえ!と。最初はmac book airのカタログページを見ていたのですが、遠隔にいるWに相談したら、airだったらmac book proの方が良い!断然良い!とのこと。そりゃそうだよな。でも待って。価格を見たらばmac book proとiMacてそんなにかわらないじゃん、むしろ同じスペックならiMacの方が安かったりするんじゃん。…ということで、購入クリック。でも整備済み品でかなりお安く買えたと自負しています。おまけにディスプレイは27インチ。大画面過ぎて、初対面のときは照れてしまいました。
いやー。かわいいね。mac。家族みんなでもうメロメロです。

iMacがうちに到着した翌日。

勤務中の変な時間帯にメールがたくさん。
なんと。


すべがVistaにおしっこをしたらしく、起動しなくなった…と…

そのメールを読んで、まず爆笑しました。
「なんでこのタイミングやねん!!」
帰宅してすべに事情を聞いたら、「だって、もうこれいらないって言ってじゃん」と多分言っていたような気がします。いや、おばさんたちはいらないとは言っておらんのだよ。
そんな訳で、macがやってきたと思ったら、windowsが逝ってしまわれた…
Vistaちゃん、いっぱいけなして本当にごめんよ。かなり過酷な扱いをして本当にごめん。たくさんたくさん働いてくれて本当にありがとう。

データの復旧は昨日業者に依頼をし無事全て取り出せたとのこと。
あーーあ。でもやっぱりwindowsも必要なんだよねー。どうしよう。今は買えないよ。悩ましいわ。もうすこし悩みます。

で。で。
到着したその日から激しく働かされ、且つNが立派に手綱をとりつつ、プロジェクトの締めの編集作業をしてくれたりんごさん。りんごさんとNとあと踊ったWと撮影をちょっとやったわたしとH氏の家内工業よろしくな過程を経てできた作品はこちらです。



10.01.2011

くどいけど

やっぱり先に貼った、誰かがyoutubeにあげてくれた世界大会動画、削除されていなかったので、今一度貼ります。




季節は巡るのですね

暑い暑い夏もいつの間にか過ぎ去り、今日から10月。年末なんてあっという間にきちゃうんだろうね。

先日張りつけた世界大会の動画、削除されちゃったみたいなので新たに貼ります。





現在チームは、夏までジュニアだったメンバーが3人新たにバーシティに進級し、ジュニア8人バーシティ12人の大所帯になっております。バーシティに至っては、再び日本大会に向けて熾烈なレギュラー争いが始まります。たいへんだーー。Wは日本大会は出ない方向で考えておるようです。なぜなら、この3月いっぱいで卒業するつもりだから。そろそろ自分の足で歩み始めるのね。11月に開催されると見込まれているコンテストのためにバーシティを二分して練習しているのですが、starteam varsity名義で踊る子は6人。でもって笑えるのが、starteam varsity:rest(命名わたしだからrest=余り)名義で踊るのが年長4人。Wはもちろんrest。更に笑えるのが、restは音作りも振りもぜーーーーんぶ、己たちでやらねばならない。…なわけでrest練に今日も行ってます、Wさん。音は奴が頑張ってミックスしてやりたい放題で作り上げました。
近所に新しくできたスタジオがあることをつい最近発見し、週4で3時間ずつレッスンを受けているW。楽しくて仕方ないんだろうな。あと、世界大会行って、更に自分の踊りを客観視しいろいろ考えるところもあるのだろうな。

世界大会か…わたしもいろいろ考えるところがあったよ…。いやわたしは踊んないけどさ。こうね。いろいろ考えたし、今も考え中。