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12.29.2010

皆さんはどっちかしら

これ、読んだ。

だめだ。ムカついた。腹が立った。どうかと思う。仮に80年代以降に生まれた若者の気質がそうだとしよう。じゃあ、そう育てたのは誰だ?と思うわけ。何、若者は誰にも育てられず、自らそうなったわけ?本当に頭にくる。いや、ソクラテスの時代から「今の若者は…」という年寄りのひがみはあって文献も残っているみたいだが、まさかこんなに判りやすく直球で非難するヒトがいるとは思わなかった。

この若者批判には問題点が二つ。

まず、先に述べたように、その若者を育てたニンゲンに焦点が当たらず言及されていないこと。軽く触れてはいるものの、そこへの責任追及は皆無。

二つ目に、先日わたしがコピペで紹介したニュースにも上がっているように、老人にモラルもクソもなく素行の悪いやつが多いという統計に触れていないということ。独自の若者批判を披露するのは良いが、確固たる裏付けを基に語ってもらいたい。

わたしの周りの若者は良い子ばかりだぞ。職場で言えば、上司に理不尽なことを滔々と述べられても、グッと我慢して淡々とやるべきことをこなしているぞ。わたしはいつも感心してその子に「ほんと偉いよねー」と言ってしまう。わたしなら、キレる。確実にキレる。…という局面で全てを飲み込めるってやっぱりすごいと思うわけ。

で、瞬時に思ったのが「反発」をし、その最終手段で「暴力」も厭わないのが旧時代のニンゲンじゃなかろうか、と。つまるところ、「我慢」ができないだけなのよ。若者の方が「我慢強い」ということを、このおっさんは述べたいのか?ならば合点はいく。

今の若者は、わたしから見たら、近年では珍しいほどの独自文化を築いていると思う。なんたって、消費しないことが彼らにとってはステキなことらしいし。すごいと思う。「消費が低迷したら、景気の回復が云々…」というセリフは、もうなんだか胡散臭い。景気は回復なんぞしない。なぜなら、現状が「普通」なのだから。それを感覚で知っているのが、若者。だから、消費を抑えて質素な生活を営むことを嫌悪しない。バブル期に甘い汁を吸ったやつらだけが、そこに夢やら希望やらを見る。それは総じて、年寄り連中。

あと、「金じゃない」みたいなことを偉そうに語ってるが、それは年寄りに言ってくれ。特におっさんに。「金」の対極にくるのはなんだ?「命」か?でも、年寄りのおっさんの犬猫保護活動家って、わたし今までに見たことないぞ。莫大な医療費を若者に負担させ、自分の「命」さえ長らえられればいいのか?

愛情と礼儀を取り返す???バカ言うな。年寄りには愛情も礼儀もあったもんじゃないだろうよ。ひとまず、こいつらに取り戻させてくれ。酔って駅員殴るようなクソおっさんに言ってくれ。

あー、もう!腹が立つ!ついこの間、今の60代以上のニンゲンが途絶えた時に、新しい光が射しそうよね、と知人と話していたばかりだった。

本当に歳を重ねるのはイヤなことだなー。若者にひがまないで嫉まないで、歳をとりたい。もちろん媚びもしない。人生の先輩という自覚があれば、「励まし」が先頭にこなきゃと思う所存。

…てなことをケータイで書きつつ会社から帰宅したのだが、ご飯を食べて、↑の話でNやWとひとしきり盛り上がって、たった今ネットひらいて見つけたニュースにびっくり!!!!安藤某とは真反対の意見主張に行き当たった。わたしは、こちらの評価に是非一票。ぜーーーーったい、年寄りより、若者の方が、「ニンゲン」という生き物として優れてるってば。

こちらを参照していただきたい。

12.26.2010

もじゃお

きました。預かりねこ。

全然ゴージャス洋ねこじゃなくって

すべさん






らっか



を足して二で割って、パーマをかけた感じ?(笑)


予想以上にかんわいくて、泣けた。


警戒心丸出しで当然ずーっとひきこもっているんだけど、すべさんがケージに近づいていったら、ひょこひょこと出てきた。やっぱりすべってすごい。なんか特別な能力持ってんだろうなー。ハハのこころを開いたのも、結局のところすべだったし。すごいなー。


近くのコンビニで捕獲されたらしい。コンビニの店長さんが見るに見かねて、こねこの捕獲を市にお願いしたらHさんのところに依頼がきたという経緯のよう。

「この子は男の子だから、去勢手術が終わったら元の場所に放そうと考えていたのだけど、3匹のうち2匹は里親さんが決まって、この子一人だけをあそこに戻すというのは、どうしてもできなかった…」

というのは、Hさんの弁。Hさんがこんなにも、感情移入してその子の行く末を心配するのはとても珍しい。なんというか、普段は良い意味でいろいろ割り切っていて、保護活動も地域ねこ活動も淡々と行っている印象を受けていたから、よっぽどだったんだなと思う。

幸せになってもらいたい。そのためにも、うちで、ヒトに対する恐怖感を拭い去って、信頼して、甘えられるようになってもらいたい。


もじゃおを引き取りにHさんちに向かう途中、一本間違えて歩いていた道に、茶色のサビっぽいこがいた。座って地面をみつめていた。気になって声をかけたら、少し後ずさってわたしの目を見て、一声鳴いた。目がしょぼしょぼしていた。風邪かな。きっと辛いんだろうな。ごめんね、と言うのが精一杯だった。なんか、やりきれない気持ちが一瞬にして胸にいっぱいになった。本当にごめんなさい。

12.24.2010

notes

*今年の目標は「うちねこをこれ以上増やさない」だった。概ね達成。…“概ね”と言っちゃうのには少々訳アリ。近々、生後5か月のゴージャス洋ねこを預かり予定。いつもお世話になりっぱなしの、保護活動家Hさんからの依頼。夏、Nと必死に捕獲を試みていた近所のポ子ちゃん。結局ポ子ちゃんの賢さに我々は屈してしまったのだが、いよいよHさん登場で捕獲作戦が実行されている模様。とりあえず、ポ子のこども3匹を捕獲できたよう。残るはポ子ちゃんとそのこども1匹。なので、里親さんが見つかるまで預かりやりますよーと申し出たら、なんと、ポ子の子たちはもう里親さんが決まっているとのこと。なんてラッキーなのかしら。で、今、いぶきせんせいのとこに入れっぱなしになっているゴージャス洋ねこを預かってもらいたいとお願いされた。なんだか、ヒトがまったくダメで、ヒトが触れることができない気難しい子なのだそう。Yさんちで、ヒト馴れさせてもらいたい…と。いろんな子に携わってきて、どんな子でも、時間さえかければヒトにこころをある程度開いてくれることを実感しているので、「我々でよければ!!!!」とお返事。いつ来るかなー。楽しみにしちゃいかんよなー。ていうか、らっかが、初めて自分より年下ねこと接してどういう対応をするのかが楽しみ。



*先日勤め先の所属課での忘年会に、息子のWと参加。わたしを含めて課内で5人と少数精鋭(笑)部署なのだが、こちらが申し訳なくなるくらい、W同伴参加を勧めてくれて、Wにたくさん気を遣って、たくさん楽しい話で笑わせてくれて、挙句の果ては、帰りの電車の中で次長がWに「最近、お母さん帰るの遅いでしょ。ほんとにごめんね。全部、上に立つオレが悪いんだ。本当に申し訳ない。来年は早く帰ってもらえるようにがんばるからね」と…。わたし、不覚にも泣きそうになった。…でも、「Kさん(一緒に電車で帰っていた部下)がお母さんの半分でも仕事をしてくれたら、お母さんは早く帰れるわけで、最終的にはKさんが全て悪いんだよ」と、ボケて笑いをとって落とす。あー。本当に、このヒトの元で働けてよかったと思えた瞬間だった。



*久々に、michael jacksonのTHIS IS ITのDVD(の特典映像)を見た。今日の金曜ロードショーで特集的なことをやっていて、本当に久しぶりにテレビをつけて見て、煽られてDVDまで見てしまった。なんていうか、テレビってほんっとにうるさいのな。もう何年も見てないけど、何年も見てないからこそ、あのやかましさはたまらない。気が狂いそう。せっかく、THIS IS ITdancersがパフォーマンスしてくれたのに、何、あの照明とカメラワーク。センスなさすぎ。あの方々の凄さの1/100も画面に出ていなかった。ブーブー文句言ってたら、Nに「ダンスを全然知らないヒトが作っているから仕方ないよ、そのクオリティをテレビに求めたらダメ」とたしなめられた。そうですね、テレビは嘘を吐き出すツールですものね。あれやこれや期待したらダメっすよね。

DVDを見て、改めて、michaelってほんとにほんとにほんとに、無二のエンターテナーだなとつくづく感じた。彼自身が一つの【show】に感じた。Wが随分前に「michaelが死んでしまう前に、彼のことを知れて、彼の音楽が好きになれて、彼のパフォーマンスが好きなれて、本当に良かった」とポツリと言っていたのを思い出した。本当にそうだね。自分が「すごい」と思えるヒトが、自分と同じ時間を生きている実感は、そのヒトが亡くなってからでは体験できないからね。



*ダンスついでで、ABDCのブログにおもしろい動画発見。ABDCとは、AMERICA's BEST Dance Crewというアメリカ、MTVの公開式視聴者投票タイプのダンスコンテスト番組。現在season6のオーディションが全米で行われている。我々は、season1~season3まではしっかり録画しつつ何度も視聴。4と5はガッツリ見ることはなかったのだが、やっぱりこの番組はおもしろい。5に出ていたHype 5.0というチームのおっかしぃ動画を紹介。ダンスってこうでなくちゃ!!!!




トゥーココナッツ、こここっ、ていうのが頭から離れなくなるーーと言ったら、Wが「電波ダンスだ!」と言ってた(笑)クオリティの高い笑いはいいわー。

なわけで、めりーくりすまーーーす。

12.19.2010

12/5湘南シティストリートダンスコンテスト

今日は一日ぼけーーーと過ごしました。
たまにこんな日があるといろいろ救われます。

先日あった、チームで出たコンテスト。
結果は出なかったのですが、気迫の感じられるとても印象的なパフォーマンスでした。Wが、どセンターでエンディングというのは本当に稀。 というか、これまで皆無。
奴もやーーーーーっと、センターで輝ける力をつけられてきたかな。

わたしの叫び声がうるさい…

引き続き

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給食費・保育料、滞納分天引き 学校・自治体は歓迎も…
産経新聞 12月19日(日)7時57分配信

 ■問題の本質は親のモラル

 滞納した学校給食費や保育料を子ども手当から天引きできる制度を導入する方針を政府が18日に固めたことに、自治体や学校・保育現場からは評価の声が上がった。

 10月に市の税務事務所が、給食費や保育料の悪質滞納者に対する督促もできるように制度を改めたばかりの千葉市の熊谷俊人(くまがい・としひと)市長は「教育、保育現場の負担は大きかったが、欠陥が是正された」と評価、給食費の催促に追われてきた教師も「これで滞納がなくなる」と歓迎した。

 だが本来、給食費や保育料は払うのが当然で、経済的に苦しい家庭には支援制度もある。まじめに支払い続けてきた保護者からは「これまで滞納が許されてきたこと自体がおかしい」「滞納がなくなるとしても、問題の本質が忘れ去られてしまっては困る」という声も上がっている。

 「正直者が損をするような仕組みを改めてほしかった。滞納世帯の給食費は、まじめに支払っている家庭が負担してきたのですから」。山梨県のある小学校教師はこう話す。

 滞納を続ける世帯には学校の教頭や職員らが催促に訪れるが、なかなか支払おうとしないという。この教師は「経済的な理由で支払えないというが、家に自家用車もあるし、親はゴルフにも行っているケースもある」と憤りを隠さない。

 給食費は全国平均で1食約230円、1カ月で4000円程度にすぎないし、低所得層には生活保護などで補助もある。それでも文部科学省の調査では「保護者の経済的な問題」が未納理由の43%を占める。

 だが、滞納に悩まされてきた東京都内の自治体元教育長は「ほとんどの場合、単にほかにカネを使ってしまっているだけ。子供の教育費を優先して支払うという意識がない」と、経済的問題より、親のモラルの問題が大きいと指摘する。

 公立保育園の保育料でも、多くの自治体では所得に応じて金額が設定され、低所得者層の負担は軽減されているにもかかわらず、「払えない」と言い張る世帯が少なくないのが実態だという。

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以上、コピペ。

結局さ、モラルもクソもない、酔って暴力振るうようなおやじに育てられたこどもが今現役で親をやっているわけだから、上記ってば必至の状態なのよね。マジで、うーけーるー。

ちなみに、うち、Wはぜんっぜん学校行ってなくて給食なんて一か月に一回食べるかどうか…な感じなんだが、給食費は払ってる。少ない予算の中で頑張って、仕事といえどもこどもたちのために給食を作ってくれているヒトたちのことを考えたら、ちょっとでも足しにしてもらえたらいいな、と思っちゃうわけだ。

12.18.2010

ほら

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私鉄駅員らへの暴力、60代が最多
読売新聞 12月18日(土)10時31分配信

 大手私鉄の駅員らへの暴力行為が今年度、過去最悪ペースで増えていることがわかった。

 加害者の半数以上は40~60歳代の中高年。全体の約6割が酒に酔ったケースだった。飲酒の機会が多い12月は、暴力行為が最も増える時期といい、全国の私鉄やJR各社は、乗客への啓発ポスターを駅や電車内に掲示するなどして注意を呼びかけている。

 日本民営鉄道協会によると、全国の大手私鉄16社の駅や車内で起きた、駅員や乗務員を殴るなどの暴力行為は2000年度に75件だったが、08年度に約3倍の236件まで増加。09年度も231件だった。今年度は上半期(4~9月)の段階で、前年同期より9件多い124件と上半期過去最悪の件数となっている。

 加害者の年齢は、10歳代3%(4件)、20歳代14%(17件)。一方、40~60歳代の中高年は55%(68件)と過半数で、中でも60歳代は年齢別で最多の23%(28件)に上っている。

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以上、コピペ





ね。おっさんは死ね。

12.17.2010

わたしが

なにも望んでいないはずの学校という場所に、異議申し立てするときは、わけわからんオトナの理屈がこどもたちに押し付けられたときである。それだけは一貫しているのだ。それって、オトナとしてどうなのよ??という時なのだ。

Nが小3の時、同じクラスのNくんが、まだ習っていないセクションの算数の宿題がわからなくて泣いている…と聞いた時、Wが小1の時、同じクラスのMちゃんのお母さんが、一年生の算数のプリントなのに、露骨に点数が書いてあってゲンナリした…と聞いた時。どっちも、NやWはさほど気になってはいなかったようなのだが、よそのお宅のこどもたちのことだったのだが、居てもたってもいられなくなり問いただしに学校に行った。Nが小5・中1の時、「あまりNを頼り過ぎるな。あの子だってみんなと一緒でまだこどもなんだ」と担任を叱ったこともあったっけ。

こうやって学校に、プンプン怒りながら行くのもこれで最後になるのかな。嫌いな学校とも、あと数カ月で縁が切れるのね。感慨深い。なにより、こどもがでかくなるのってあっという間なんだな。

ていうか、Wは卒業式に出るのかな。ま、どっちでもいいけど。

12.16.2010

でもって

本日、教頭校長に、直に話を聞きに行った。一人きりというのもアレなんで、Wにお供させた。それを最初に学校に伝えたら、なんやかんや言ってWを同席させない方向に持っていこうとしているのが窺えたので、「同席だめなら、話は聞かなくて結構。んで、もうWとわたしは今後、●●中学とは一切関係のないところで生活するのでよろしく。そちらも、Wが●●中学の生徒であるという認識を切り捨ててくれ頼む」てな趣旨で返答した。したらば、同席させてもらえることになった。

話を聞く上での焦点は2つ。その施策の目的。そしてその施策を進めることで得られるこどもたちへのメリット、もしくは良い影響、もしくは良い効果。それら2つに絞って臨んだ。

話はほぼ滞りなく進められた。向こうの話も理解できるし、わたしの話も理解してもらえたと感じている。感情的になる場面もなく、淡々と粛々と進められたのでは。

結果、わたしは、その2つの答えを手にすることができたのだが、その答えを得ることで更に、「あーー。学校ってめんどくせーーーー」という思いを深めることになった。

これからニンゲンのこどもを育てる予定のある方には、間違いなく、中学受験をお勧めしたい。私立はお金もかかるしこどもへの精神的肉体的負担も相当量になるだろうし、いろいろ困難なことがたくさんあるだろうけど、公立中学のもどかしいくらいの中途半端さを実感しなくても済むだろう。
でなければ、NやWのように、「行かない」という選択肢も大いに有りだと思う。ただ、そうするには条件がある。学校以外に所属できるコミュニティを持っているということ。なにか一つ、ひたすらに打ち込めるものがあるということ。それらの条件を備えていなければ、逆にこどもたちを不幸にしかねないのかな、とも思う。

幸い、NもWも、中学にほとんど行かずとも、すくすくと育ち、ヒトとのコミュニケーションも問題なくとることができ、ごめんなさいもありがとうも言えて、ニンゲン以外のいのちに謙虚になることもでき、悪を憎み悪と戦う姿勢を崩さず、ちょっとオタクで(いや、めっちゃオタクで)…という本当に良いヒトに育ってくれたと感じている。
学校制度の根本的なテコ入れはお上にやってもらうとしても、その制度に過剰な期待や望みを持たずに対自分のこどもに向かい合うべきではないかな。期待や望みを持つから、万が一の時に学校へ責任転嫁をしたくなるのでは。わたしは、そもそも学校なんて大嫌いだから本気で学校に何も望んでいなかった。にしても、今回の件のように、学校に先生と呼ばれるヒトに「一体どういうこと????」と攻め込んだことは数えきれない。一見矛盾しているようだが、わたしの中では一貫している。




Nが「英語訳せなーーい」と助けを求めてきたので、続きはのちほど…

12.15.2010

めんどくさーい

義務教育現場って一体なんなのさ?という一件に出くわして、片足突っ込んでいる。

わたしは、現行の学校なんていらないと考えている。なので、学校に望むことなど皆無である。行くことで得られるものが何もないどころか、どんどんこどもたちはスポイルされてしまう。お勉強?それは塾の方が一生懸命教えてくれる。人間関係の在り方を学ぶ?そんなもん他のコミュニティーの方が、より健全なものが学べる。友達を作る?学校でしか友達が作れないことの方が問題あるでしょう。思い出作り?過去にしがみつく生き方はいりません。

なわけで、Nが学校に行けなくなった時は、当然Nの主張を支持した。Wもついでに行かなくなっているのだが、学校に行かない方が自分のやりたいことに専念できるようなので、当然「学校に行きなさい」などとは言わない。むしろ「そんなにだらしなかったら学校行かせるぞ」と脅し文句に使ったりする。学校などという場所に期待もないし、希望も抱いていない。

それなのに足を突っ込まざるをえない事態になったのは、その現場にいるオトナの反民主的な言動が伝わってきたからだ。

義務教育現場とは、こどもたちのための現場だよな?こどもたちを置き去って、悲しい思いをさせて、施策だけが勝手に進んで行くってどうなのよ?ほんとに教育に携わるニンゲンて、頭悪いのな。あと、こどもたちのこと知らないのな。わたしのこどもたちが学校に行かない選択をしたのは間違いなかったね。我が子ながら偉いと感じる。

オトナってほんと、いらない。あと、マジで、オトコっていらない。それもおっさん以上は全滅を願う。ただでさえニンゲンはこの星の癌細胞なのに、その中でもオッサンて、どんな最新の抗がん剤も効かないのな。死ね。マジで死んでくれ。

あ。イケメンに限り生きててよし。







ケータイ、水没させました。救出後奇跡的に電源が入ったので、大急ぎでデータをPCに移しました。その中に、ハハのかわいーい写真がありました。いやーーーまじでこの子かわいいーーー

11.09.2010

キッズダンスを取り巻くオトナ②

で、結論として何が言いたいのかというと、世界の全体の七割は腐れオトナで、まともな感覚を持っていてそれをこどもたちに伝達しようとしているオトナは三割に満たないのだな、きっと。ということ。それは多分現代に始まったことではなく、ニンゲンが他の命を、食すること以外で蹂躙し始めた時からずっとずっとそうなのだな、としみじみと感じた。

先にも述べたように、ストリートダンスの世界は、まだまだ歴史が浅い。にもかかわらず、偉そうなオトナがはびこってしまっているのだ。もちろん、敬意を現したくなる、ステキなオトナもたくさんいる。後者のオトナ達が、ダンス界でノビノビと自由に活躍できるよう祈るばかりだ。

自分がオトナになり、オトナの目線でオトナを見ると、これほどまでみっともない生き物なのか、と愕然とする。そして改めて、わたしはわたしのオトナ道を歩いて行こうと、スッキリした気持ちにもなる。





この方と同居を始めて早3年。
この方に出会ってから、目に見える風景がものすごく変化した。
良い方にも。悪い方にも。

11.07.2010

キッズダンスを取り巻くオトナ①

…などと、もっともらしいタイトルをつけたところで、ただの愚痴な感じ。

二年前にあるコンテストに出場した際の、主催者の挨拶が非常に印象に残っている。「ダンスなんて、かつては【不良がやること】として括られて、世間的にダンサーなんてけむたらがられていた。でも、今は、こうやってたくさんのキッズがダンスを楽しんで、自分の技術を磨くために努めてくれている。だからこそ、保護者である親御さんにはルールを守ってもらいたい。会場内や会場回りにゴミを捨てたり…なんていう行為は絶対やめてほしい」…という主旨だった。加えて、自分たちは会場入りする時と出る時には、会場回りを清掃していると言っていた。わたしより10以上年下だろうこの代表の男の子が、とても立派に見えた。

こういう些細なことから、社会的な信頼は得ることができるのだろうし、それを失う時もまた然りだ。ストリートダンスの歴史はまだまだ浅い。学生の頃に踊り始めたヒト達がオトナになり、今、必死になって「社会的認知」を得ようと努力している。その姿や言動は、本当に清々しい。


夏にWがソロでエントリーしたコンテストで。最後表彰の際ににジャッジの総評があった。時間がかなり押しているにもかかわらず、彼等はしゃべるしゃべる。しかも、為になることならまだ許せたのだが、彼等の「総評」とやらを聞いてわたしはムカついてムカついて仕方がなかった。まず、とある有名ダンサーの発言で「アニメーションなんて【そんなもんですよ】」(アニメーションとはダンスの一形態)と言い放ちやがった。鼻っから上から目線でしか話さないそいつに客席から「お前何様のつもりだ」と叫んでやりたかった。本当に腹が立った。以前にも書いたが、わたしは偉そうな奴が大嫌いだ。更に、歴史が浅いストリートダンスの世界で、皆がその地位向上やら社会的貢献の点で頑張っている中で、こういう偉そうな奴がきっといろいろブチ壊すんだという所にまで思いが至り、未だに思い出すだけで、ネットで偶然そいつの顔を見るだけで、怒りが沸いて来る。そいつが、ジャッジショウで踊ったのだが、うまいけど、だから?というパフォーマンスでしかなかった。ジャバやポレオやクエストやビートやリクエストやらのパフォーマンス研究して出直してこい!!!!と、偉そうに説教の一つもしたくなる。
そして、他のジャッジも大したコメントは残さなかった。皆口を揃えて言うのは「あれこれやりすぎずに、ひとつに絞れ」みたいな内容のことだった。一理あるのだが、それを未来にたくさんの選択肢が揃っているキッズ達に押し売りするのは甚だ疑問だ。小学生に「算数だけやりなさい」とは、どんなバカオトナでも言わないだろう。それと同じだとわたしは解釈する。ジャズもやってロックもやって、ポップやワックもできて、更にはブレイクもできて…そういうダンサーの方が視野が狭くならずに全体を見渡せて、その上表現力も増すのではないかと考える。もし本当にひとつに絞るのなら、オトナになってからでも遅くはないのでは。例えば、ジャズピアニストでも、下敷きにクラシックピアノの経験があるプレイヤーの方が断然音色に深みがあると感じるし、楽器への愛も、音楽全体への愛もこちらに届いてくる。
とにかく、未来からの宝物であるこどもたちに、うすっぺらい偏狭な考え方を押し付けないでもらいたい。この子たちは、いずれあなた方を踏み台に羽ばたいていくのだ。飛び立つその羽根に、バカな細工を施さないでくれと言いたい。

9月。Wが参加したソロバトルのゲストショウで、中学生女の子二人が「mother ○ucker」という歌詞で中指立てた。わたしはフリーズした。で「サイテー」とつぶやいた。もし彼女たちが、その意味を知っていて、敢えて自分たちの意志でその振りを入れたのならば、それで不快な気持ちになるヒトがいることを承知で責任とってちゃんとケンカする腹積もりで演技していたなら、まだ許す。だって若者ってそういう生き物だからね。が。指導者がいて、意味伝達も正しく行わずにこの子らにこの振りを与えたのなら、わたしがこの指導者のオトナを糞扱いしてもなんら問題ないだろう。この件については、このイベントの主催者(実は一番最初に書いた男の子)に、モンスターペアレントばりに抗議した。こういうものが「かっこいい」と思っている奴が、未だにいるのな。恥ずかしい。というか、じゃあこどもらにやらせないで、自分でやれよ。頭にきて、会場を後にした。

11/3に開催された、有名なコンテストの東京予選。主催者の方がマナーの悪いオトナに憤慨していた。わたしはこの方の意見に激しく同意する。ストレートにその怒りをぶつけ問題提起している姿は美しく映り、非常に好感が持てる。

間もなくWは「キッズ」とか「ジュニア」とかいう部門から完全卒業となる。ここからが、いよいよ本番だ。わたしとしては、あまりでしゃばらないよう留意せねば。

9.28.2010

虚無感

はいけい、にんげんの皆さま。





今日みつけた。(写真をクリックするとスライドが始まります)

ニンゲンって、本当に、存在する意味あんのかな。

未だにこんなむごいことが繰り返されている。



状況としては、

ネコより、イヌの方が

差し迫っているのかもしれない。

そういえば、むじかも

あともう数日で

ガス室に行く運命だった子。

どういう縁か

我が家にやってきて

我が家の家族の一員となった。



イヌもネコも、命だ。

いい加減もう

お金で【命】を売ったり買ったりするのは

やめませんか。

そういう流通経路を

刺激するような生活を

消費者であるわたしたちが

断固拒否しなければいけないんじゃないのかな。


むしろ、バカで邪魔なニンゲンを

年間8万人

ガス室に送れたら良いのに。

その方が

この星にとっては

幸せに決まっていると感じて仕方がない。

9.08.2010

ダンスでもネコでもないこと

今日は久しぶりの雨です。

いやー。疲れた。暑さに疲れました。デフォルトは、「夏、だいすき。夏、げんき」なのですが、今年はその設定が覆された感がします。だって、観測史上初がいっぱい登場したほどの暑さなのですよ、生まれて今まででこれほど暑い夏は経験したことはないのですよ。(国内に限り)まだもう少し暑い日がやってくるようですが、なんかもうここまで来たらば、消化試合こなす感じで余裕しゃくしゃくです。我が家の四つ足たちも、本当によくがんばった。体調が悪くなることもなく、死ぬこともなく、よくぞ乗り切ってくれました。えらかった。

でも、わたしが、暑さ故か、はたまた忙しさ故か若干体調を崩しております。「咽頭神経症」という症状に悩まされています。…多分…。多分と言ってしまうのには訳がありまして、何も百パーセント自己判断なわけではなく、ちゃんと耳鼻咽喉科に行って、鼻からスコープ通してもらって異常はなく、念のために血液検査(アレルギー)、CT(甲状腺)とそれぞれ検査をしてもらいました。で、検査結果を聞きに予約を入れて仕事を遅刻で、行きました。で、9:00~10:00の予約で8:57に受付したのに、10:00過ぎても何の説明もなく待たされ続けたので、キレて、結果聞かずに帰ってきました。…なので、もしかしたら、信じがたいくらいのネコアレルギー(前はそうだった。知らないうちになくなってた)かもしれないし、甲状腺異常がらみの病気かもしれないし…という可能性は僅かながらあるわけなんですね。でも、きっと、そんなじゃないです。

症状としては、常に、喉に何かがひっかかっている感じ、異物感、それに伴う吐き気…です。かれこれ二ヶ月くらい続いていますが、なんかもう、慣れた(笑)最初の頃はこのまま呼吸ができなくなるかも!とか不安で不安で仕方なかったですが、ご飯もうまいし、普通に残業できるし、痛くもかゆくもないしで、不安はすっかりなくなりました。

ネットで調べたら、自律神経失調症の可能性やら鬱の可能性やら、といろいろあるんですが、まあ、わたし的には寝不足が原因じゃなかろうかと。暑くて寝れなかった。ネコがやかましくて寝れなかった。いろいろ考えてたら寝れなかった。ロングスリーパー寄りのわたしが、日々6時間弱しか、それも何回も途中で目覚めながらしか眠れなかったというのは、肉体的には大打撃だったのでしょう。なわけで、目標7時間睡眠を現在掲げています。理想は、途中で目覚めないで。…全然達成できてないです(笑)

あとは、休みの日が丸っきり休みになっていなかったなぁ、と。Wのダンスだったり、ネコだったり、ダンスだったり…でひたすら駆けずり回っていました。コンテスト見に行って、待ち時間に会社の宿題やってたこともあったっけ…。

とりあえず、「これがてきめんに効く」という薬もないようなので、眠ることを心掛けて、休むことを心掛けて、オエッとなるのを笑顔でごまかして、なんとか自力で治していきたい所存です。

今日は涼しいから、恐らくグッスリ眠れる!やった!
でも待て、涼しいから、恐らくネコたちもやっはーだ!間違いない!(笑)

8.28.2010

8/22登竜門@橋本HKラウンジ

今回はチームです。じゅにあが世界一をとった振りでコンテストに挑みました。結果は残念でしたが、踊りはよかったと感じています。じゅにあが演るとかわいいのに、バーシティで演るとこわくなる振り…(笑) 会場の応援の半端なさっぷりは、だんとつの一番でした!


8.18.2010

復習、続き

8/4 juniorが凱旋帰国!本当はお迎えは行く予定ではなかったのだけど、ていうか月初は業務的に忙しいので行きたくても行けないと思っていたのだけど、職場にわがままを言ってお迎えに!その際の、上司の計らいというかわたしへの言葉かけがとてもうれしくて感激しました。昨年アメリカいくために長期にお休み貰う際にも、本当に気持ちよく送り出してくれたし。幸せ者だ、わたし。
帰ってきたjuniorの面々。え、まじでこいつらほんとに世界一なの?っつーぐらい、いつも通り。至ってフツーのノリ。Varsityメンバーでお迎えに来ていたのはWだけだったので、即座にW、じゅにあのみんなに囲まれる(笑)僭越ながら、金メダルに触れさせてもらった。重かった。いろいろ、重かった。来年はVarsityがこれを狙うんだ。そうなのよ。もう、世界大会は「行くだけ」の場所ではなくなったのよね。お迎えセレモニーひとしきりやってから、わたしは職場に戻りました。

8/7 W、映像審査が通った大阪でのコンテストに行きました。前日の夜に高速バスを使って大阪入りを企てたのだけど、なんだかいろんな不手際があったようで、出発が1時間遅れ。おまけに、高速に乗った途端、事故渋滞。だから、深夜にもかかわらず、高速道路で車が動かない…。なるべく気にしないように、寝るように努めたがほとんど寝れず。でもって早朝、運転手さんのアナウンスにより、どう頑張ってもon timeで現場に到着できそうにないことが判明したので、京都で降車、急遽JRで大阪入りをする。
前回よりは、リラックスした感じで本番を迎えることができた。本人いわくそれなりに緊張したらしいが、まあまあの出来だったのでは。結果は前回同様。決勝に残れず予選で敗退でしたが、心底「やっぱり、強引に参加してよかった」と思えた大阪でした。今回は、控え室で仲良くなったボーイズのチームが声援を送ってくれたし。なんか、すごーーーいうれしかったよ。お陰で全然アウェーな感じがしませんでした。 なわけで、またもや、Wは勝てなかったけど、わたしの中では世界一に等しいWのパフォーマンス映像。これはYouTubeにはありません。



おぉっっと!!!

いろいろありました。復習。
7/25 N、人生初の模試。一年生の時からちゃんと調べて受けさせてあげればよかった。朝の9時から夜までびーーっちりの時間割。思う存分、寝てきたみたいです。

7/27 いよいよ、juniorの渡米の日。Wはjuniorが自主練の度に顔を出し、アドバイスを重ねてきました。Wが持って帰って来るjuniorの映像を見て、やるごとにうまくなっていく!!!と生で見ずとも実感しました。お見送りだけというのはちょっとばかり悔しいけど、来年は絶対、junior and varsity共に世界大会!の意欲が更に湧いたWでした。

7/30 日本時間早朝に、世界大会junior予選。出勤前の準備で慌ただしい中、必死でツイッターを追う。始まったと思ったら、あっという間に予選通過チームの発表。なにせ、一チームの持ち時間が1分30秒だから…。で、で、で、で、で、で、!!!!juniorはなんと、1位通過!!!!ぎゃあーーーーーー。朝から叫んでしまいました。ご近所さん、ごめんなさい。

7/31 前日より更に早朝に、junior準決勝。早起きを目指すが、起きたときには既に、5位で決勝進出!というメールがどさどさ入っていました。やったーーーーー!!あのでっかいOrleans Arenaであの子たちは踊るんだ!すごいすごいすごい!そして引き続き、Varsityのかなぶんが1位で決勝進出のニュースも入ってきた。ひゃっほーーー

8/2 日本時間、昼間、即ち就業時間まっただ中に、世界大会決勝。自分のパソコン、もちろんツイッター開きっぱなし。ついでにABDCのブログも開きっぱなし。で、更新連打。仕事になんかなるわけないし。いよいよ、結果発表……junior3位アイルランド、はいはい、で2位フレッシュ:カナダ、はいはい、で、1位は?ね、ね、ね、(更新クリック・更新クリック・更新クリック)…な感じで1秒ごとに更新するが、アップされないーーーーちょっとーーーー早く上げてくれよーーーーー!更新クリック!!!!


ぎゃあーーーーーーーー!!!!一番だーーーーーー!!!!!じゅにあが一番だーーーーーー!!!!!思わず叫んでしまいました。はい。職場で。はい。びっくりした同僚がわたしのパソコン覗きにきました。ほらほらほらほらほらほらーーーーー見て見て世界一だよ!と、泣いておりました。恥ずかしい…ソッコートイレに行って、Varsityのおかーさま方に一斉送信メール。ひゃあーーー。世界一だよ、世界一。去年Wたちは、世界大会行けただけで、なんとか恥をかかないよう努力したあの舞台で、あの子たちは世界一だよ。すごいな、ほんとすごいな。


で、とりあえず、一旦、世界一を決めたダンスがYouTubeにあがっているのをjuniorのパパがど根性で見つけ出したので貼り付ける。みてください!かわいいよーーーー


 

7.24.2010

もういっぽん。



動画見ながら、あージュニアが表彰台に乗ったらどうしよう!って想像したら、もうそれだけで涙がでてきてしまう、大バカものです。

もうすぐだ!がんばれーーーー

7/19junior世界大会練

更にまとまってきました。どんどんまとまっていきます。こわいわーーー


7.22.2010

書くの忘れてた

小学教諭、少女乱暴容疑で再逮捕=東京
7月16日16時1分配信 時事通信

東京都多摩地区で08年以降に起きた小中学生へのわいせつ事件で、警視庁は16日、強姦致傷などの疑いで、稲城市立小学校教諭の大塚友意容疑者(29)を再逮捕した。容疑を認め、「4、5年前から十数件」と供述



という、事件があって、確信したね。教師になる男はとりあえず【去勢】。あ、つか、公職につく男は全員【去勢】でもいいかな。

Nと、ねこの捕獲の話をしている時に、「ニンゲン用の捕獲器ほしいよねー。おもに男の【去勢】のために。うけけけけ」なんて話してたばっかりなんだよね。「えさに何入れる?」という話題になり「高いギャラ払って、水着の若いおねーちゃん入れとくか!あとは、ラーメンとサッカーと野球でも入れときゃ、あっという間にひっかかってくれんじゃん。うけけけけ」と。

とにかく、早いところ、性犯罪者への【去勢】を法制化してもらいたい。真面目に。

7.21.2010

うっわー!!!

やったやったーーー!!!!GWにWが挑戦したこのコンテスト。こてんぱんにやっつけられたにも関わらず、懲りずに、再度サマー大会の映像審査に応募。で、見事通過!!!やったーーー!!!怒りまくって、結果オーライ(笑)





8/7(土)、開催。ジュニアのみんながアメリカから帰ってくるのは8/4。どっちも最高の結果が残せるといいなーーー

7.15.2010

Wの三者面談に行って。

中3のWは、世間的には受験生。だが、姉であるNに倣って通信制の高校へ進学することを早々と決定していた。通信制となると、「卒業」そのものが非常にハードルが高いものになる。Nの姿を間近で見てきたのだから、その厳しさはWにも正しく伝わっているであろう。…と信じたい。

この時期の中3の三者面談といえば、本来ならば、進路について、それも厳密に言うならば、自分が希望する高校と現状のお勉強の成績の照らし合わせがスタートするものだ。が、Wに関しては、随分前に行きたい高校が決まり、いわゆる「受験勉強」をアホみたいに必死にやる必要もないので、専ら世間話に終始した。ここのところ、あまり学校にも行っていなかったので「もうちょっと、学校においでよー」と先生からは釘を刺されていた。Wと言えば、ニヤニヤしながらのらりくらりと、その言葉をかわすだけである。

今日担任にも伝えたのだが、わたしは、こどもが「学校行きたくない」と言ったら、強く「行きなさい」と言えない…というか、言いたくない。基本的に、わたしが学校という場所というか存在が嫌い。同年代だけで集まって、毎日毎日顔を突き合わせて同じことをやるなんてことは、小学生で終わりでいいのじゃないかなと思う。行事の練習とかになると、一部のバカによって、きちんと練習している子たちが迷惑被ったりするし。狭い世界でのくだらない小競り合いは、日常茶飯事だし。13歳から15歳の三年間って、もっともっとたくさんの分野に足を踏み出せるはずなのに。なんだかこう、義務教育という縛りの中に子どもたちが押し込められているように感じてならない。

学校って、特に中学校って中途半端な立ち位置にいると思う。多感な子どもをたくさん抱えて、その苦労のほどは想像を超えるものだと感じてはいるが、学校を取り巻くオトナたちが、何につけ「中途半端」だからいけないのだと感じる。学校って何するところ?→勉強するところ。こんなことは誰でも答えられる。勉強をすることが最たる目的の場所なはず。なのに、「中途半端」にヒトの生活態度とやらに首をつっこんできてあーだこーだうるさい。で、最も力を注いで取り組まなきゃならない「勉強を教える」という行為がおろそかに。こどもたちが、勉強が嫌いと堂々と言えてしまうのは、学校で勉強を教えるヒトビトの努力不足なんじゃないの?と常に思っている。本来勉強って楽しいことのはず。新しい知識を得ることは、ニンゲンにとって非常に魅力的なことであるはず。「楽しい授業を作る」ということを、プロとしてとことん追求してもらいたいのだが。で、ここでネックになるのがきっと、高校受験なんだろうなぁと想像もつく。これに沿えないと、中学生がやるべきお勉強ではなくなってくるのだろう。だとしたらば、徹底的に、受験に勝てる勉強を教えてくれれば良いのに。塾並みに。…などと考えていると、やっぱり中学校って中途半端だーという思いが更に増してくる。

教師が徹して勉強を楽しく教えるためには、やっぱり子どもたちの資質も重要なんだろうなぁと、先生嫌いのわたしでさえ想像できる。子どもたちの、ヒトとしての根っこの部分に影響を及ぼしているのは、誰でもない、保護者や親という名の周囲に存在するオトナ。結局、これがダメだと全部台無しなんだなぁ。これがダメだから、先生たちは勉強を教えること以外にたっぷり時間を割かれてるのではないのかなぁ。わたしは、「学校に行きなさい」と言いたくないあまり感心できない親ではあるけれど、大事なことはきちんと子どもたちにしつけてきた自信だけはある。間違いなく。ヒトの話を聞いて受け入れて、自分の意見を言って、やるべきことはやる…先生たちが滞りなく楽しい授業を作るために必要な子どもたちの要素ってきっと、これだけでいいと思うのだ。でも、これができない。周囲のオトナがこれを育んであげられなかったのだ。

いじめ等の問題が起こると、まずヤリ玉にあげられるのは学校だ。でも、待ってよ。いじめって子ども当人同士の問題でしょう。ひいては、その子を育んだ保護者ないし親等周囲のオトナの問題なのでは?学校を責めるのは理不尽じゃないかなー。そうやっていざという時に学校ばかりを責めるから、学校だって「勉強だけじゃ」とか勘違いしちゃうんじゃないのだろうか。学校は勉強を楽しく教えてくれれば良し。なので、やっぱり、親だよ。親。子どもの間近にいるオトナがちゃんとしてなきゃ、全部台無しになってしまう。

マジで学校大嫌いで、先生職のヒトビトにも嫌悪しているわたしなのに、久々に学校に出向いて校舎に入ったら、なんだか「学校の憂い」を感じずにいられなかった。でもって、学校大嫌いなのに、擁護してしまうような考えに至ってしまった。でも、別に不本意とも感じない。でもって、Wの三者面談自体は、特筆すべきことは何もなかった…という…



回虫疑惑で、絶賛隔離中で、絶賛いじけ中の、らっかという名の茶色の毛玉

7.14.2010

自分で決められない未来

虐待による乳幼児死亡のニュースは、最近あまり珍しいものではないですよね。

今日ヤフーニュースを見ていたら、久留米で5歳の女の子が母親に虐待され亡くなった事件において、母親が、その子を洗濯機に入れて回したことがあると供述していた…との記事を読んでびっくり仰天してしまいました。あらまーー。すごい。発作的にやってしまったのかなーと思いきや、口に粘着テープを張り、手足は縛って…ということだったらしいので、もうなんか、やりたいからやったのね、あんた…と呆れるばかりでした。でもって、その行為に対して「しつけの一環として」とおっしゃってるものだから、あぁ、もうこいつ病気だな、救いようのない馬鹿、と感じるしかありませんでした。

そのニュースのことが夕飯時に話題になった際、Nが、「でもさ、その子死んだんでしょ。死んでよかったよね。下手に生きてて、そんなひどい体験のトラウマに苦しみながら生きるのって超ツライじゃん」とバッサリ。確かになぁ。一理あると思う。わたし自身がその子のことを直接救済できわけでもないし。イカレタ親の元に生まれてしまったこと自体が、もう既にその子の未来は奪われたも同然だったと言えるのかしら。宗教によっては、「子どもは親を選んで生まれる」とか「前世の行いによって現在の生が決まる」というようなことを謳うこともありますが、なんだか、この5歳の女の子のことを思うと、そんな文句さえ陳腐に聞こえてただひたすら虚しさを感じるだけです。

5歳の女の子も可哀想なのですが、本心ではそんなことはどうでもよくって、わたしにとっては、近所にうじゃうじゃいる子ネコたちの「現在」と「過去」とそして「未来」の方が気がかりでなりません。今、身近にいる子が二人。一人が4か月くらい。も一人は2か月くらい。らっかが保護されたのが推定2,3か月だったかしら。ちょうど、今外でよく会うあの子たちと同じくらいの月齢で、【おうち】ができたのだなぁ。昨日は、雨が降ったり止んだりでとても不安定な天気でした。夜中勉強を終えたNを本宅に送り届ける時に、4か月の方に会いました。いつもの駐車場。午前1時くらいに毎日ご飯をもってきてくれるおばさんがいるので、雨がそぼ降る中、健気にもその子はいつもの場所で待っていました。

あの子の現在は、きっと今わたしが見ているまま。いつもの場所でいつもの時間に、ご飯をくれるおばさんを待っている。じゃあ、この子の未来はどうなんだ。3ヶ月後、この子は、元気でこの町を闊歩していられるのか。それを決められるのは、決してこの子自身ではないのだな…と思うと、何故か涙が溢れてきました。らっかはその子と同じくらいの歳で、雨に濡れない、寒くない暑くない、ご飯がいつもある、寝心地の良いブランケットもある、【おうち】を手に入れることができたんだよね。じゃあなんでこの子は、毎日毎日こうやって、「今日もおばさんくるかな」と不安げな面持ちで、雨に濡れながら、ご飯を待ち続けなきゃならいのかな。【おうち】を得て、不自由なく生きられる子。【おうち】に恵まれず、つらい苦しいを全部自分だけで背負って生きなきゃならない子。そこの「差」は誰がどうやって決めているのでしょうか。

実の母親に殺された5歳の女の子が可哀想なら、わたしが毎日のように会うこの子も可哀想じゃないかな、とつくづく思います。5歳の女の子も子ネコも、ただ、現在を受け入れるのみで、その先にあるはずの未来が奪われたとしても、それさえ受け入れなきゃならない。自らで未来を決めることができないというのは、周囲のニンゲンに恐ろしいくらい左右されてしまうということ。周囲のニンゲンが悪魔なら、結果は「悲しみ」でしか彩られないでしょう。

しっかりしろ、オトナと呼ばれるニンゲンども。

7.13.2010

so exhausted!

久々にぶっ倒れた…。仕事も休んでしまった。

まず、ずっと寝不足だった。ねこ四匹と同室で寝ているのだが、うるさい!特に、らっか&すべ。らっかが執拗にすべをいじめるもんだから、そのやりとりの声がひたすらうるさい!騒ぎが収まったら次は、誰かがゲーしたり。すべさんが布団でしっこしたり。ともかく、2時間に一回は必ず目が覚めるのだ。そして、Nがうちで受験勉強をして、寝るために深夜本宅に戻るという生活が始まったので、Nが撤収するまでは就寝できない。N自身は「寝てていいよ」と言ってくれるのだが、なかなか、申し訳なくて寝れない。

あと、週末が驚異的に忙しい。ねこ関係の買い出し、病院、それだけなら全然差し障りないのだが、Wの妹チームのアメリカ行きが間近に迫り、悲しいかな、またまたわたしがしゃしゃり出て、応援グッズの作成準備を始めてしまった。買い出し、作成、スケジューリング、メールでの連絡…文字にすればたったこれだけのことなのだが、いやはや、ありえないぐらい時間を奪われる。そうなることぐらい、容易に想像できたのだが、想像したところで他のヒトが言い出すのを待つのは全く持って自分としては不本意なので、結局、動き出してしまう。その上、二週連続で週末深夜、親子ねこの保護を目論み、コソコソと動いている。二週連続で失敗してしまったのだが、なんとなく自分とNの中で、あの子たちの保護というのが、今期のねこ絡みの「けじめ」のように感じ、意地になっている。いや、しかし、うちの周りのねこが増えた。いやなんだけど。わたしねこ嫌いだし。

で、日曜。帰宅したら誰かの吐瀉物の中に虫が!!ひえー!これってどう見ても回虫だし。誰のものか一切わからないのだけど、ひとまず、トイレをぜーーんぶ一気に洗い、床掃除。翌朝一で先生に電話をし、とりあえず取れたたーちぇとすべのうんちを検便してもらうも、虫はおらず。…ということは、らっかか?こいつ保護された時点で、相当数の虫がいたみたいだし。まだ残ってたのかな。虫下しを全員分もらってくる。

そして昨晩。Wの夏のコンテストの映像審査用の撮影。練習不足もあり、一発では良いものが撮れず。一度食事を摂るためにインターバルを置いた際、わたし怒り爆発(笑)。そもそも、Wの本気度が丸っきりこちらに伝わってこず、イライラしていたのだ。やりたい!勝ちたい!と心底思っているヒトのパフォーマンスとは思い難かったのだ。散々説教しまくって、ブチ切れまくって、Wを追い込んだ。わたしはもう応募しない、と言ったのだが、Wはどうしてももう一度撮り直したいと言い張り、結局、23時から都内のスタジオを取って、撮り直しを敢行した。結果的には、緊張感ある良いものが撮れた。これで通過できなければ、実力そのものが足りなかったんだね、と後悔せず言い切れるものになったと思う。帰宅して、撮った動画をDVDに編集し、応募のための手筈を整え、発送した。布団に入れたのは、午前3時直前だった。

そもそも今月生理がひどく遅れて来たと思ったら、やたら、頭痛も腹痛も腰痛もひどく、薬なんてこれっぽっちも効かず。ひたすら、ツライ。世の中全部を恨めるぐらいツライ。

いつもそうなんだけど、なんで、忙しくなることや面倒なことというのは、こうも時期を違えず同時に畳み掛けるように襲ってくるのだろうか。自分でそう仕向けてるのじゃ?と、いくらかの自責の念を抱きつつも、なんかこう、無性に何かのせいにしたいわたしを咎めないでね、お願い…



チョーかわいい、ハハ。彼女はわたしの癒しです。未だに触れないけど(笑)

6.26.2010

Wのチームです

赤い人たちは、夏に世界に行くジュニアの面々。黄色い人たちは、今回負けちゃったけど、来年がんばっちゃうぞーーの面々(W含む)。先週、川崎のクラブチッタでイベントに出演しました。そのための練習風景です。チッタでのパフォーマンス、なかなかよかったです。


6.23.2010

5/16(日)@club HAZARD Tokyo Dance Collection

あーーーー。やっと、アップできたーーー。うれしーーーー。 リカバったから、デジカメ付属の動画リサイズソフトが消えてなくなり、CD-R探したけど、どこへいったやら…。インターネットでリサイズのフリーソフト探してダウンロードしたり、でもいまいちなんか、わたしが非常に馬鹿のようで、使い方がわからず、意味もなく変換したり、また他のソフトをインストールしたり…。で、半ば諦めていたのよね。あぁ、こんな低級な脳みそなんていらないとそこそこ悩んだのよね。今日ふとしたことから、動画をいじっていて、ネットであれこれ読んでたら、なんてことかしら、WINDOWS MOVIE MAKERでカットできるとーーー。ていうか、それ、この間試したけど、わたしが非常に馬鹿のようで、うっちゃってたのよね。でも、落ち着いてやったら、いとも簡単にあれよあれよという間にできました。WINDOWSさん、ありがとう。最近、Wの影響でMac欲しい熱が酷いことになっているのをちょっとだけ反省。





怒涛の、コンテスト・バトル月間だった5月が終わりました。毎週、どっかで、Wは戦っていました。結果はでなかったけど、とてもとても勉強になったね。勝つのは、本当に難しい。だからこそ、挑戦し甲斐があるというもの。これに懲りず、W、益々挑んでゆきます。

歓声がやたら多かったのは、突然Wが超人気ダンサーになったからではなく、元チームメイトのAちゃんが所属するチームも参加していたため。顔見知りはAちゃんだけにもかかわらず、チームの他の子たちも声援本当にありがとうございました!うれしかったのよーーー。

6.09.2010

で、




これは、ありふれているけど、わたしにとって、幸せという名の迷惑な光景。

お願い。ベッド返して。おばさんもう眠い。

ありふれている

死。みんなは目撃せずに済んでいるだけ?それとも、目をそらしているだけ?

今日また、Nがこねこの亡骸を拾ってきた。むじかの散歩の途中、ねこの頭だけが見えて「ああ、死んでいるんだな」とすぐわかったそうだ。らっかを保護した時より少し小さいくらいだったと。やつが保護された時、900グラムしかなかったからな。生後、2・3か月というところか。ぷくぷくして丸かった、お腹がぱんぱんでお母さんからいっぱいおっぱいもらったんだなきっと、雨が降っていたからかわいそうで着ていた服で包んで連れて帰った、うんちがもれていたからもう自分で自分の体をコントロールできなくなってそこに横たわって虹の橋に向かったんだな…Nが淡々と説明してくれた。
市役所に電話をして引き取りをお願いする。

昨日までは、動いていた【命】。おそらく、ニンゲンによって奪われた【命】。もう、どういう感情で死体に向き合えばいいのか、N自身もわからなくなっているだろう。怒りも悲しみも湧いてはこない。死は、すぐそこにある。その現実を受け止めるだけで精一杯だ。

わたしは、Nを間違いなく育てた自信が大いにある。どこに、ねこの亡骸を、かわいそうだからと連れて帰ってくる女子高生がいるだろうか。彼女の感性や感覚は、一切間違っていない。ただし、間違っていないからこそ、今後、このニンゲン様が横柄に無頓着に存在する世界では、生きていくのが非常に苦しく感じることがたくさん待ち受けているだろう。そう思うと、テキトーに毎日をおもしろおかしく過ごし、親に文句ばっかり言って、興味の対象はファッションと男の子…みたいなお気楽な女子高生に育てられなかったことを親として反省したりする。

わたしは亡くなったその子には会えなかった。

Nにみつけてもらえて、よかったね。今度またねこに生まれてきたなら、うちにおいで。

付け加えて、近所に気になる外ねこが増えている。なんで増えるの?誰が放置していくの?再び、避妊去勢のために動かなきゃなんないかな。これまた、この行動そのものが悲しみを伴うんだよな。つらいな。でも、無駄に奪い去られる【命】を見るのも、つらいな。勝手だな、わたし。

6.05.2010

先日

40歳に到達した。19歳の時に漠然と、「あー40歳くらいでフィジーで死にたいな」と希望していたのだが、その希望とはかけ離れた生活を、今、シコシコと営んでいる。とりあえず、こども産んじゃったから、やつらがわたしの手元を飛び立つまでは、死ねないな。もひとつ。今、養っているネコ様たちを全員もれなく看取ってからじゃないと、死ねないな。現世に執着する生き方は、わたしとしてはカッコ悪く映り、自らのポリシー的なものにもそぐわないのだが、如何ともし難い。抱えるものが増えると、執着自体も増えるのね。当たり前のことなのね。今さらだけど。

この間ふと、近頃わたしは徹底して、ニンゲンを見下して軽蔑して生活しているなーと自覚した。辛うじて「お母さん」と呼ばれる人々はニンゲンとして存在してよろしい、とか勝手にルールを決めたり。一番、軽蔑しているのは、「センセー」と呼ばれる職業のニンゲン。先生、ね。「先に生きる」と書いて「センセー」ね。センセーと呼ばれるヒトビトの偉そう率、めちゃくちゃ高くないか?あ、偉そうなニンゲンも勘弁してもらいたい。殺人が合法化されたならば、ひとまず「偉そう」な方々を銃殺してまわりたいぐらい。…「センセーと呼ばれる」→「本人、勘違い」→「偉そう化」…というフローなのだろうか。あとは、基本的に「オトコ」という性別のニンゲンは、いやだ。随分前に、何故いやか…を記したのだが、そこからあまりその考えは変化していない。オトコって概して、偉そうじゃね?と、やっぱり行きつく「偉そう嫌悪」。なんだ。わたしは「偉そうなニンゲン」がいやなんだ、あーそうなんだ、基準点はここなんだ、と今気付いた。

翻って、じゃあ、わたしには一切「尊敬できるニンゲン」がいないのか、というとそうではない。このヒトわたしのお手本!と思えるヒトビトが、5人いる。たった今数えた。1人以外は、犬猫保護活動者。保護活動者でないヒトも、環境保護系のNPOを設立し且つ、環境専門人材会社の社長を務めている。このヒトビトに共通して言えるのが、ニンゲン以外の「命」を本気で守ろうとしているということ。そしてもちろん、偉そうではない。が、偉そうなニンゲンを目の前にした時の、このヒトビトの偉そうっぷりはただ事ではないと思うが…。実際目の当たりにしたこともあるし。要するに、ことヒトビトの「偉そう」は、他の命を守るためのものなのだ。わたしが、前掲した「偉そう」な方々は、必死で自らのみを守ろうとする人たちだ。どえらい違いだ。果たして、「偉そうなニンゲン」が守りたいものって具体的にはなんなの?お金?土地?地位?名誉?安定した生活?そこを教えてもらいたいと本気で思ったりもする。でも、教えてもらったところで、「けっ」と思うのが関の山かな。

銃殺したい「偉そうなニンゲン」。そして、人生のお手本にしたい「尊敬するニンゲン」。じゃあ、その他の偉そうにも尊敬にも当てはまらないニンゲンに対しての感情はどうなのかというと、正直申せば、「銃殺」カテゴリーに、最近入ってしまう。どんなに身近なトモダチとかでもだ。恐らく、トーノが死んでしまった時に、この思いの種が植えられたように思う。ただ、自分自身が病と闘っており、ひとまず自らの命と真摯に向き合わなければならない…という状況下に置かれているニンゲンはもちろん省く。

結局のところ、わたしたちニンゲンが、他の命の犠牲の上に成立していることを自覚していないやつらが許せないのだ。きっと。自覚していても、見て見ぬ振りを決め込んでいるやつらとか。殺処分される犬猫のことをテレビや雑誌で見て「かわいそー」とか言いながら、ペットショップの犬猫見て「かわいーー」と平気でほざけるやつら。わたしらにしてみれば、ペットショップの犬猫でさえ「かわいそー」の範疇だ。己の矛盾に気付けバカ、とつくづく思う。そしたらば、必ず、誰にでも、他の命を守るためにできることがあるのだ。絶対に。どんな些細なことでもよいのだ。洗剤を生分解するものに変えるだけでも、極力肉食をやめるだけでも、地域の犬猫保護センターを見学に行くも好し、信頼できる犬猫保護ボランティア団体やら他の環境系ボランティア団体に寄付をすることを継続するとか、いくらでもやれることはあるのだ。

一番最初に話した、執着のこと。きっとイコール、そのヒトが守りたいものということにはならないか。ニンゲンは執着があるからこそ、これだけの文明を築けたのでは。知性や理性に基づく執着、とでも言おうか。「偉そうカテのニンゲン」、「尊敬カテのニンゲン」、「偉そうが特化されていないその他の見下しているカテのニンゲン」とわたしの中で全ニンゲンの評価が3つに分けられてしまうのだが、それぞれの執着しているもの=必死で守っているもの、がきっときれいに3分割になりそうで興味が湧く。

Wが間もなく定期テストでそれに向けて社会の勉強をしている時。「選挙にいかない理由が【自分一人が投票したところで何も変わらないから】だってー。うけるー。正直にめんどくさいからって言えよ」と言っているのをNが聞いて、すかさず、「じゃあ死ねばいいのにね、そいつ。自分がいてもいなくてもいいって自分で認めてることになるじゃん。死ねばいいのにね」と口を挟んだ。…確かに。ニンゲンが一人、この地球上からいなくなることが、どれだけエコか。Nは「あなたが死ねば、変えられるよ(笑)」と笑顔で付け加えた。なんとも相変わらず、過激な17歳である。

5.27.2010

ちっちゃいでって

 今日久々に、外ネコに路上でご飯をあげた。いつ以来だろう。この前いつ外ネコにご飯をあげたか、もう思い出せないぐらい久しぶりだった。

 うちに帰る途中に会った。マンションのごみ捨て場に突進していったのが見えたから、あーきっとお腹すいて食べられる物探し回っているんだろうなー、と思いながらそっちに向って歩いて行った。わたしに気付いて目があったら、ニーニーわたしに叫び訴えかけてきた。お腹がす・い・た!!!!!と。目が合って、いきなり訴えかけられたのは、妙典のぽこちゃん以来だ。仕方ないなー。Nに電話。大至急ネコメシ求む。かつて、とーよーちょーにあげていたご飯の余りを持ってNは来てくれた。ガツガツガツーーっと食べたと思ったら、踵を返してどっかにいっちまった。

 ちっちゃい子だったな。うちにいる「でって」(正式名称:チェレステ)そっくりで、もんのすごいかわいかった。そして、ボブテイル。とーちゃん、くらたかな(笑)。そして、やせていた。おまけに、もんのすごい落着きがなく、平気でぴゅーーっと道路に飛び出して行く。見ているこっちはハラハラする。

 また会えるかな。次会った時は、死体だった…てことにならないように!とNと笑った。
 
 で、なんか、いつものことなんだけど、外ネコにご飯をあげた後特有の【虚しさ】にとりつかれて、ゲンナリした。うちに戻って、らっかを無駄に抱き締めた。

5.18.2010

リカバっちゃった

ネットがつながらなくなった。あれこれやってもだめ。結局、接続の問題というより、このかわいいビスタちゃん搭載のハコが問題だったよう。リカバリしたら、直りました。バックアップは悲惨な感じででら大変でした。
で、あれやこれやのしがらみから解放されたパソさんの、新しい壁紙をWが作成してくれました。









あのMeより【クソ】だという絶賛がつきまとう、愛すべきコ。


ていうか、XPにしときゃよかった…XPがいい…

5.04.2010

5/1(土)@UCW in OSAKA

引き続き、大阪の映像。
たまにフレームアウトするのはご愛敬。
こちとら、ほんとなら、「撮影」なんて精神状態ではなかったのですから。
大声あげて泣き出しそうな心境(笑)
わたしのメンタル面の弱さも露呈…

4/29(木)@club Latot

初バトルの模様。
名義は「るっぽん」。ソロ活動の際には、この名でいこうかと。
ちなみに大阪も「るっぽん」だった。



ネタ

 24時間に満たない関西滞在だったのだが、そこはやはり、【大阪】。探さずとも、笑えるネタに遭遇できました。

 会場が「ユニバーサルシティウォーク」という、USJに隣接した商業施設のオープンスペースだったのですね。TDRでいえば、イクスピアリみたいなとこでしょうか。予選敗退決まって、でもせっかくここまで来たのだから、USJの入り口まで行ってみよう!ということになり、向かってみました。
 エントランス手前にあるお土産やさん。ディズニーにもある光景ですが、とりあえず入ってみました。USJといえば、スヌーピーだしセサミストリートだし、溢れるほどのキャラグッズの中に、わたしが見つけ出したのは…





 達筆な字で書き殴られた、「ドナルドダック」の名前…なんか、こう、アンチテーゼ的な何か?いや、ドナルドは「アンチ」のポジションではなかろうよ。むしろ、仲間的な何か。てことは、GW中、自分の勤務怠ってUSJに遊びに来ちゃった?ドナルド?誰か答えて!!!!
 真剣に爆笑しちゃいました。強力に破壊的な「笑い」を提供してもらいました。大阪ばんざい!

 わたしは関西出身で、言葉のイントネーションも少し油断をすると、すぐに西イントネーションになってしまいます。流れている血が、あぁ関西人なんだなーと自覚することも度々なのですが。関西を訪れる度に、これってどうよ?と思うことがありました。

それがこれ↓↓↓



 電車の券売機の、発券種類の選択ボタンなのですが、なんでこんなに種類が豊富なんですか?
 で、この券売機のすぐ隣にあった券売機がこれ↓↓↓



 なんか微妙に、種類が違うのがうーけーるー。

 これって関西独特ですかね?最近ほとんど東京メトロしか使うことがなく(なんかJR嫌い。臭いから)、おまけに切符を買わずにICカード使っちゃうから、実は関東で券売機をじーーっと見倒したことがないだけなのかも。誰か、詳しい方いらっしゃったら教えてください。

 またすぐに遊びに行きたいなーー。大阪。

5.03.2010

行って来た

 大阪へ。Wのコンテスト。

 ものすごく日程が立て込んでおり、どうなることやらと思っていたのだがなんとかクリアした。この点ではわたし、えらい。

 4/29に西東京の方でバトルがあったのでエントリーをしていた。実質、バトルは初体験。そこそこ緊張しつつ臨む。最初のサークルバトルでは勝ちあがることができ、ベスト16に入ったものの、決勝一回戦であえなく敗退。でも、3人いたジャッジが全員対戦相手を支持して負けた訳ではなく、2対1だったので、負けたもののそこそこ満足。W自身の動きもまあまあよかったし。その対戦相手は結局準優勝だったし。W的にも、悔しいと思いつつ、満足したようだった。

 翌4/30。Wの学校は休ませた。『ダンスのためなら、運動会も欠席』の実績を昨年残しているので、このくらいなんともない。だって、学校で教わることより大事なことがたーーーーくさん学べるのだから。わたしは、休みたくてうずうずしていたのだけど、その週の流れとして休めなそうな空気を早い時点でキャッチ。なので、5/3.4と偶然にも大阪で仕事のH氏が、これまた偶然にも4/29.30、5/1.2と仕事がなかったので、Wと共に先に大阪入りをして、現場を視察してもらえるよう頼んだ。

 5/1。本番。現場に入るまで、誰がエントリーしているのかわからないという大会。控室で練習していると…あ、あれNa☆じゃん。うまくなってるなーすごいなー。この時点でWの顔からリラックス色が抜ける。控室脱出して軽食をとったり水分補給したりして、再び控室に戻り、衣装に着替え練習していると…え?あれ、み☆いちゃん????え?え?まさか、ス☆ローク?????えーーーーーーー!!!!!み☆いちゃんの凄さは、Wも生で何回か観ている。おまけに、ここ最近、コンテストでるとこのス☆ロークかル☆ファーしか勝ってないんじゃないの?ってくらい勝ちまくっているチームだ。Wは完全にビビってしまった(笑)ビビって言葉さえ失ったWに、わたしも怒りの言葉しかかけられない(笑)…今思い出すと、ほんとほんと、親子して変な精神状態に追い込まれていたのがよくわかる。とにかく、Wのビビりっぷりは尋常でなく、昨年アメリカで本番迎える前よりヤバイ状態になっていた。

 結果は、予選敗退。リプレイを観ると、バカ緊張していた割に、そんな悪い踊りではなかった。11組が映像審査に残り大阪のこのステージで踊ったのだけど、Wは完全に【イロモノ】な感じがプンプンしていて、わたしとしては良かった。だって。みんながみんな、かっこいいダンスばっかりやってたら、飽きるでしょうよ!…て、半分慰めにも近いかな。でも、とても良い意味でWは「異質」だったし、チョイスしていた音楽もおもしろかったし、何より今お世話になっているコーチの「イズム」が嫌というほど伝わってきたのだ。師匠への尊敬も感じられた。

 結果を受けて、早めに帰京することに決める。なぜなら。急遽、5/2.3と世界大会出場チーム達の「大会練」に参加して良いというお触れが出たのだ。コンテストがかぶってないのなら、行かない理由は一つも見つからなかった。ただ、問題なのは練習場所。我が家は千葉。練習場所は神奈川。それも湘南。2時間かかる。なもんで、新横浜に宿をとり、あらかじめ練習参加用の諸々準備も整えて大阪入りしていたのだ。会場をあとにし、19時40分頃の新幹線に乗り帰京。わたしの関西滞在時間は24時間に満たなかった…

 昨日今日とWは、湘南の「強化練習」、通称「恐怖練習」に行っている。もう間もなく帰宅するのだが、よく頑張った。本当に。人生でそうそう味わえない程の強力な緊張。そして、これまた人生でそうそう味わえないだろう、鬼のような練習。恐らくこのGW中、日本の中3の中で、一番成長できたのはWではないかと思っている。最大限に労ってあげよう。

 大阪、本番前、Wは「走って逃げたかった。でも走って逃げても疲れておしまいだから、踊ったほうがいいと思った」そうな(笑)

 そして、更に、「今すぐダンスやめたい」そうな!!!!!!(爆笑)

4.25.2010

なんだか

平和な休日。
ちょっと気温が上がったからそう思えるだけか…?




このヒト。ハハなんだが、最近とってもやっはー化していておかしい。らっかと対等に遊んでいる姿は、外ネコ時代の険しいお顔のお母さんの面影は皆無。





でこれは、我が家では唯一の東京出身のらっか。こんなにでかくなってしまった。よく食べてよく遊んでよく出して。毎晩お祭り運動会。顔は大人っぽくなってきたけど、やることなすことあまり子ネコ時代から変わらず。相変わらずフンフン鼻歌歌っている。仰向けで寝るのは、我が家ではこの子だけだなー。





しゅべさん。今日は窓からずーーーっとお空を眺めていました。何回も「何みてるんだろう」と外を確認したのだが、何もいなかった。なので、恐らく、空の流れる雲を眺めているのだろうと…横顔がなんとなく思慮深げに感じられますね。


ところで。Wなのですが、なんと、前回あげた動画のダンスで、とあるコンテストの映像審査通過してしまった!!!やっちゃった!!!大阪行っちゃうんだから!!!……あぁ。緊張する。一人きりで、あいつがステージに上がるのですよ。こわい。でもせっかくなので、うんと楽しんできますー。ほか、誰がきてるんだろう。それも楽しみーーー

4.14.2010

調子乗って

無駄にキレすぎたので、反省してWのダンス動画を(?)
とあるコンテストの映像審査のために録画。音楽編集も振付も自分一人でやったW、ちょっとすごい(多分親ばか、いや確実に親ばか)







いや、成長したねーと親ばか抜きで思えるのは、ここの2年前のWの踊りを見れば明らか。すごいなーこどもって。わたしなんかこの2年で劣化しかしてないよ!!!!

前回記述の補足的な感じ

途切れないですね。乳幼児の虐待死。生まれて間もなく、ひどい仕打ちにあい、挙げ句、殺される。いい加減、ニンゲンにも去勢避妊手術を施しませんか。そうすれば、快楽としてのセックスの結果として、こんな惨い事件はおこらないはず。親に適してないやつが、避妊もせずにセックスしてしまうのが大問題。ニンゲンの知能に満たない見た目ニンゲンに見える「バカ」という名の生き物には、そのくらいの制裁与えるしかないと思いますが。じゃないと、無駄に辛い思いをする命が増えていく一方です。それ以外に良い方法がありますか?誰か具体的なアイデア持っていますか?みなさん、わたしと同じ「ジンルイの淘汰」だと思い喜ばしく感じているのでしょうかね。だとすれば、この虐待した親のことを「ひどい」とさえ思ってはいけません。

もっと言うなら、こういう事件を見聞きして「ひどい」と思いながらは、絶対に、豚牛その他スーパーに並ぶキレイにパッケージされた「肉」を平気で食べることはできないと思うのですが。わたし、間違ってますかね?少なくとも哺乳類は、わたしたちニンゲンと同様の痛みを感じるらしいですから。わたしは、「肉」を仕方なく口にする時、その痛みを想像しながら食します。どうせ売るなら、豚や牛の姿がわかるように売れ!それも消費者の目の前で殺して!と。そうすれば、食する側に自ずと、命に対する責任が生まれるでしょう。

ニンゲンがニンゲンとして、知性を持ち理性を発揮し進化して、到達したかったのは、「ほかの命をないがしろにする」ということだったのでしょうか。世間的な親も学校も、口を揃えて「命は大切に」と言いますが、その言葉に実行が伴うオトナはどれだけいますか?こどもたちは、鋭いです。実行が付随していないオトナを見抜いています。実行がないどころか、見て見ぬ振りしながら矛盾を抱えて、その上で正論かざす馬鹿オトナを、見下しています。でも悲しいかな、こどもはこどものままいられない、馬鹿オトナの模倣をしながらオトナになっていく。我々が育てたかったのは、そんなニンゲンだったのでしょうかね。

わたし、間もなく40歳になるのですが、わかりません。「生きていること」自体が苦しかった時期がありましたが、その頃は、なにがわからないかがわかってなかったんだろうな。きっと。だから「わからないこと」が何なのか、とわかっただけでも進歩なのかもしれません。

でも、わからない。どうして「ニンゲン」が存在するのか。なんのための知性か。ほんとにわかりません。わかるための努力を更に踏み出していこう、と決意を改めざるを得ませんね。

今日は、貧血と胃痛がひど過ぎて、遅刻出勤の上、出社してすぐにとんぼ返りしてきました。わたし、お疲れな模様です。

4.10.2010

最近

保護者の虐待による乳幼児の死亡のニュースが多いですね。
亡くなったその子には何の罪もなく、その子の苦しみを思うと本当に悲しい気持ちになります。
が。もうね、仕方ないんです。現状の日本の大人たちの姿をみていると。こうやって、幼い、「宝物」と言っても過言ではない貴い命が粗末に扱われる【世の中】に、日本人は自ら仕向けてきたとしか、わたしには思えないのです。不正経理で横領、ペット葬儀屋が預かったペット投棄、みんなみんなお金のほうが大事で、「お金が一番!」と口に出さずとも、行動で大人たちは子どもたちに示してきたのですから。子どもたちは、素直に、そんな大人たちの姿を模範としているだけ。

今日、たーちぇの定期尿検査のために、大好きないぶせんせいのところに行ってきました。待合室で待っていると、ミニチュアダックスを連れた家族連れが入ってきました。…入ってくるなり、そのダックス、ギャン吠え。久々に見た!こんなにもしつけられていない「お犬様」を!まぁ、とにかくうるさく吠えまくるので、さすがに飼い主は空気を読んで、そのダックスと外で待っていました。2歳未満の小さな娘さんも一緒だったのですが、なんと!!!その馬鹿親ども、その女の子にダックスのリードを一人で持たせてる!一瞬自分の目を疑いましたね。で、呆れました。その女の子、いやはや、ダックスに負けない勢いで、ギャーギャー喚く。病院の扉をあけたり閉めたり、入ったり出たり…。ああ。もう。ウザいウザいウザいウザい…とずっとこころの中で呪文のように唱えていました。
いぶきせんせいの入り口には5段ほどの階段があるのですが、ダックスのリードを持っていた女の子が、何かの拍子で、階段からころげ落ちたのです……わたし、思わず、笑ってしまいました。正直、ざまあ、と思ってしまいました。2歳に満たない子どもを何故あんなにも野放しにできるのか、そのご両親の神経が本当に信じられませんでした。更に。外で待っていたH氏の話を聞いて驚愕しました。女の子が階段から落ちた瞬間、その父親が母親に向かって「おれのせいじゃない、おれのせいじゃない」と言っていたそうな!!
わたしも一般的には、若くして母親になり、「こどもがこども生んで」とか嫌味の一つも言われてきたものですが、いや、でも、この目の前にいる馬鹿親たちに比べたら、ほんっとに全責任自分でしょいこんで、立派に子育てしてきた!ちゃんと子どもらをしつけてきた!と胸張って言えます。

虐待も放任も、絶対子どもたちを幸せにはできない。…そんな簡単なこともわかってないで、こども作って育ててる親があまりにも多くて、正直愕然とします。虐待親が口を揃えて言うのは「躾としてやった」ということ。放任親にとっては、そもそも、「躾」という概念が全くない。「躾」とは、目の前にいる子どもを、より幸せにするための「道しるべ」だと認識しているわたしは間違いでしょうか?
わたしは、ずっとずっとずっと、大人になんかなりたくない!と思って生きてきました。ですが、Nを生み落した瞬間に、「ちゃんとした大人になろう」と強く決心したことを今でも鮮明に思い出せます。「ちゃんとした大人」というのは、Nを命がけで守れるヒト、その上でNをしつけることができるヒト。20歳ちょい過ぎのわたしでも簡単にわかったことだし、親になるヒトビトはみんなそうだと思っていました。でも、違うんですね。今日目撃した馬鹿親たちはどう見ても40過ぎでしたよ…

随分前までは、虐待のニュースを見ると条件反射のように「吐き気」(比喩ではなく、正真正銘の)がしてきたものですが、最近は「あぁ、また人類の淘汰が起こったのね」と思うようになってしまいました。「命」を大事にできない世の中が、虐待親を責めることのできる資格もなし。虐待を「ひどい!」と言いながら、ペットショップに犬を「購入しに」行く、焼き肉食べ放題の店に食事をしに行ける、おおよそ世間の大人ってその程度で、自らの矛盾にはまるっきり気付いていないのです。本当に、その程度なんです。

NとWには、常日頃から、絶対的に信用できるオトナ以外の言うことは聞かなくて良い、それはもちろん学校の先生も含む、と申し付けています。その点でも、こいつらは、今のところ、順調に育ってくれています。が、恐らく、この子らにとっては益々、生きるのがしんどい「世の中」になるのかなと懸念します。でもでも、せっかくニンゲンとしてこの世に生を受けたのだから、命のために献身しながら生きていってもらいたいです。NとWの親としての、希望。

4.04.2010

気がつけば

もう4月。すっかり放置のこのブログ。え?4月?前回のアップから三カ月経過?やる気ゼロで申し訳ない。

にしても、4月?なに、この寒さ。冗談じゃない、責任者でてこーーーい!もういい。別に、あったかくなんかなんなくても、全然いいもん!このまま氷河期にでも突入しやがれ、ばか。…と、無駄にキレたくなるぐらい寒い。

慌ただしく2010年が進行している。1月に、わたしが引っ越しをした。3月頭には、会社が引っ越しをした。転職したわけではなく、事務所が純粋に引っ越したのだ。引っ越しって、肉体的にも精神的にも、いっぱいいっぱいになることを改めて痛感した。「やらなくてはならないこと」が普段の100倍くらいに跳ね上がる感じがして、なんだか常に何かに追われている感じがしていた。
わたしの引っ越しに伴い、一部のネコが引っ越して来た。ハハとすべ。先住のらっかとの折り合いを考えての人選だったのだが、やはり、そこはネコ。折り合いが正しく軌道に乗るまでは、いやもう大変だった。初めて、威嚇音を発するらっかを見て、あーこいつも曲りなりにネコだったんだなと変な感動を覚えたりもした。意外だったのは、すべの焦りっぷり。いつもドンと構えていて、何事にも動じないネコっぽくないやつなんだが、さすがにテンパって錯乱していた。その姿を見て、本当に申し訳なく感じたり、悲しくなったり。今では腹出して寝そべってゴロゴロ言っているので、一安心。で、引っ越しさせて本当によかったな、と思えるのはハハ。あっちにいる時は、ノータやぎうからの攻撃を避けるために、小さなお部屋にこもりきりで、油断すると我々もうちにいるネコの中にハハをカウントし忘れることが度々。で、今。ヒトの動きに少しビビりながらも、部屋中を闊歩している。適当なものをみつけて、遊んでみたり、らっかと追いかけごっこをしたり。まだ、ヒトに撫でたり触られたりということは嫌みたいなのだが、いずれこの子も撫で撫でできるのでは…と、期待を抱けてしまう。
うちのネコたちの心配が減少するとともに、Wのダンスの日本大会が近付いてきた。昨年、世界大会に間違って行けてしまったので(笑)、今年も行ってやる!と、親のわたしの方が力入りまくり。自主練を提案し、衣装や諸々の打合せ連絡等々、馬鹿みたいに取り仕切って、動きまくってしまった。多分、体質なんだなー。こうした方がいいんじゃん、と思ったら動かないといられないのだ。恐らく、一部の保護者の方にとってはウザかったのではなかろうか。いや、でも、やんないよりやったほうがいいよな、と自らを慰めつつ動いた。
3/27(土)に大会開催。結果は……5位。入賞ならず。世界大会は達成できず。みんな頑張った。パフォーマンス自体は、今までの中で一番良かったかもしれない。だが、やはり、Wのチームに決定的に足りないものが存在したということが露呈したのだ。チームの子たちは、悔しさで号泣していた。その中で一人、涙を一粒も見せずに毅然としていたW。解散して、車に向かう途中、振付師兼メインコーチのTコーチにご挨拶に行き、わたしたちの元に戻ってきた時には、男泣きの大号泣をしていた。我慢していたものが押し寄せてきた感じだった。
Wのチームは入賞を逃したのだが、なんと、妹分である小学生チームは3位に入賞し、アメリカの世界大会を勝ち取ったのだ!!!!すごい!よくやった!うれしい!これから世界大会にむけて、更に激しい練習が待っているだろうけど、君らなら、去年W達が成し得なかった、本選出場絶対できる!ニンジャでカンフーな無茶苦茶な世界観を嫌というほど見せつけてきて欲しい!

Wは、悔し涙が枯れた翌日には、あまりにもひどい通知表を提示された上で、ダンスのことを含めていろいろ生活態度もろもろ、わたしに大大説教された。本人も素直に猛省しており、何につけ、最後には自分が精一杯打ち込んでいる表現活動に繋がっていることを痛感できたよう。春休みに入ってからは、地道にあれやこれやと頑張っている。頑張ってる一環で、DTM作曲したものを念願だったMySpaceにアップしている。聞いてみてもらいたい。

気温が低い割には、なんだか暑苦しいこの数カ月だったな…



前列は晴れやかな表情の小学生チーム。後列は悔し涙のお姉さんチーム。

1.16.2010

2010年ですね

 年も明け、お正月ムードもすっかり彼方に去ってしまっております。そう、わたしも1月4日には出勤しておったし。お正月、なにそれ食えんの、な感じであっという間に日常に戻りました。
 昨年ギリギリに、子ネコを拾ってしまいました。「らっか」と名づけました。まじで落下していたのです。ゆるやかな傾斜のある歩道脇の、店舗と道の隙間に、らっかは落下していました。道と隙間の地面の落差、1.5メートルぐらいあったでしょうか。久々の定時あがりで、半ばスキップしながら会社から駅に向かう途中、かなりしっかりしたネコの叫び声が耳に飛び込んできました。基本、精神的引きこもりのわたしは、一人で外を歩く時は大抵、ききたくも無い外界からの音をシャットアウトするために、イヤホンを耳に突っ込んで、大音量で、Wのチームのダンス音源を聴きながら、脳内でダンス映像を再現しています。が、たまたまその日は、イヤホンを装着していなかったのです。正直「うわー。聞こえちゃった」と思いました。するりと歩道脇の植え込みに体を滑り込ませて、段差になっているところから下を見る。…あ。いる。茶色い毛玉…。「うわー。見つけちゃったよ」と思わないわけはないでしょう。軽くパニック。いや、大いにパニック。
 その後、ものすごい助っ人参上!!!!このmito_and_tanuさん、朝から落下している茶色の毛玉に気付いており、その時既にもう捕獲する算段が考えの中にあったようなんですね。で、茶色の毛玉を確認する前に、オタオタしているおばさん(わたし☆)を確認してしまったわけですから、おそらく心中穏やかではなかったと思います…。わたしならば、「うわ、うぜーな」と思ったと思います…。
 mito_and_tanuさん、颯爽と現れて、わたしに「危ないですよ」と一声かけて、あらあらおろおろとわたしがしているうちに、あっという間にご自身は捕獲器を取りに近くの(と言っても、電車で30分くらいかかる)ご実家まで行くと言い、電話番号を交換して、行ってしまわれました。
 mito_and_tanuさんが戻って来られて、捕獲器をセッティングし、何回か失敗しつつも、茶色の毛玉は無事捕まりました。捕獲器ごと我が家へ搬送。
 一晩うちに泊めて、翌日NとH氏に朝一でいぶきせんせいのところに連れて行ってもらいました。その時の体重なんと900g!うわ!ちっちぇええぇぇ!どっかのデブの約7分の1だな。ひととおりの診察をしてもらい、2,3日せんせいの所でお泊りすることになりました。で、…だ。この子、誰が面倒見る?てことになりますよね。当然。入院している間は、この子はとっても器量がいいし、まだ子ネコだし、絶対に里子に出せる、里親さん見つかる!頑張って探そう!と強く強く決心していました。
 ですが。退院してきたらっかを見たらば、あまりにかわい過ぎる!おまけに、こいつ攻撃してこない!どこぞのぎうのつくやつなんて、子ネコ時代からうちにいるくせに、なでなでできるようになったの結構最近なんだぜ。手を目の前に出すと、おもっくそ爪出して、人の手、ぺしこん!!!って殴ってくれてたんだぜ。お陰で、Nもわたしもしばらく手が、ちょっとあれなぐらい、傷だらけだったんだぜ!…なのに、おまえは、おまえは…なんていい子なの!…と、いとも簡単に、うちの子決定。
 とはいえ、少々風邪気味だったうちの子と、退院後すぐ接触させるのが怖く(子ネコが風邪ひいたら命取り)、H氏宅でお預かりしてもらうことに。今やらっかはH氏のことが大好きになり、H氏も順調にらっかにメロメロになっており、毎日仲良く遊んでしるようです。もうすぐしたら、うちの子たちと合流する予定です。
 いろんな偶然が重なって、わたしたちの元にやってきた、らっか。何人ものヒトに、そのほとんど消えかかっていた命の灯火をもう一度勢いよく燃やしてもらった、らっか。実は、らっか捕獲の際に、らっかのお母さんらしきネコが側にいたのです。ぎう、とかた捕獲の際のハハの姿が脳裏に鮮明に浮かび、あーー、やり辛いと思ったのですが、意外にもらっかの母は、わたしたちをただ見つめるだけだったのです。その顛末を、動物病院でおしゃべりしていたおばさんにちらりと話したら、「あ、それは、『じゃ、そのこよろしくーー』って母ネコは言ってたんじゃないの?」とおっしゃっていました。きっとそうなんだと思います。なぜかわたしも、捕獲現場で、「かならずこの子を幸せにするから」とらっかの母につぶやいていたのですから。
 ともかく、捕獲に甚大なる協力をしてくださいました、mito_and_tanuさん、本当にありがとうございます。らっかは元気で毎日、暴れまくっているようです(笑)その姿は茶色いちっちゃい怪獣の様です。ちなみに体重は1・9キロになりました!


 わたし、今年の目標決めました。

 ネコを拾わない。
 が、死体は可。(→なんとらっか捕獲直後、Nが近所のノラの亡骸を拾ってきた)

 あと、ダイエット。
 わたしじゃなくて、たーちぇ。尿結石再発なんで。