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9.20.2008

W

 まさかまさかの入院。高熱(40度超え)で救急外来で診察してもらったら、そのまま入院になった。木曜の夜に入院し、未だ原因がはっきりわからず。
 これから病院に行ってくる。

9.13.2008

この夏

 我が家に大量発生した、死体の数々。なーんて。乙一読みすぎ。












 木曜日にハハが退院してきた。のちほどまた詳細を詳しく。今日は死体のみ。つかこの死体、最近キャラが際立っており、わたし的には死体…もとい、Taceブーム到来。見えざる敵と常に戦っておるし(自称勇者だから)、そのくせデレデレで、ついこの間「にゃあ」と鳴けるようになったし。以前は「くぅぅぅうぅぅーーー」としか鳴けなかった。ひそかに練習を重ねておったらしい。「オレだってネコなんだかんな」という彼の負けず嫌い魂が功を奏したようだ。…そうなのか?ともかく、相変わらずヘタレっぷり惜しみなく全開、ハハにも面と向かって「シャーーーー!」と威嚇できず「なおぉぉぉん」と一鳴きして大急ぎで撤収。なくせに、「オレ、やっつけたかんね。オレは勇者だからね」と得意げな面持ち。かわいいし。

9.09.2008

日曜の夜

 とうとうハハを捕獲した。彼女の子であるとかたとぎうにうを捕獲した際とは大違いだ。もっとも、とかたぎうにう捕獲の折に一番の障害となったのは、なにを隠そうこのハハだったのだが。ちなみに、とかたは無事、信頼のおける里親さんがみつかりそのお宅に引越した。どうしているかな。もう少ししたら、大きくなったとかたに会いにいきたい。ちなみのちなみに、とかた、今現在の名は「なると」である。

 Nがいつの間にか捕獲器を借りてきていたのだ。なんと。ハハとミケを捕まえる気満々である。わたしも、ずっとずっと、あの二人を、特にハハには思いいれも強かったので、早く捕まえたいと漠然とは考えていた。まさかこんなにも早くこの日がこようとは。

 土曜の夜、ダメ元で、うちのマンションの駐車場でハハもしくはミケをNと二人待っていた。Nの予想ではミケが現れるのではと見込まれていた。何故なら、とかたぎうにうを捕獲した翌々日くらいから、わたしたちは全くハハを路上で見かけることがなかったからだ。NSさんからは、ハハは元気に生きているという報告を受けてはいた。が、われわれは全く会えなかったのだ。

 そして。駐車場にひらりと飛び込んできたのは、なんとなんと、ハハだったのだ。あまりにも突然すぎで、そして久しぶり過ぎで、そして現れ方が妙にコミカルで、Nと二人顔を見合わせて笑ってしまった。

 捕獲器を準備する。子らを捕まえた時より心なしか表情が柔らかくなっている。腹がでかい。あぁ。既に子どもがいるかもしれない。いろんなことを考えながら捕獲器を設置し、5分と待たないうちにハハは捕獲器の中の餌に向かって行った。なんて順調なんだ。彼女は捕獲器の奥に更に進む。よし、そのまま進め。…だが。もう一歩、という場所に彼女は留まり、器用に罠の丁度真上の餌をむしゃむしゃ食べているのだ。あーーーー。歯がゆい。ある程度餌を食べきったハハは、捕獲器から退出してきてしまった。あぁぁぁぁあーーーーー。中に入ったのに!中に入ったのに捕まらないって一体どういうことなのかしら!とても悔しかったのだけど、素直に「本日はハハの勝ち」を受け入れて、撤収した。



 翌日日曜の同じ時間同じ場所。遅くに帰宅したので、駐車場でそのままNと合流。わたしの顔をみるなり「ハハきてるハハきてる」と。おぉ。毎日この時間にあなたはここに立ち寄っていたのね。急いで捕獲器をセット。車の下にもぐりこんでしまいなかなか出てこないので、わたしは一旦うちに戻ろうと思いNに託して、マンションの階段を登っていると、階下に車の下からのっそり出てきたハハの姿が見えた。捕獲器に足は向いている。よし、その調子。階段の踊り場でそのまま眺める。ドキドキする。そして、捕獲器の入り口扉が閉まる「ガシャン」という大きな音に、心臓の高鳴りは最高潮に達した。捕まった!とうとうハハが捕まってくれた!大急ぎで階段を駆け下りる。ハハはしばし捕獲器の中であたふたし、すぐにおとなしくなった。きれいな子。こんなに近くで凝視するのは初めて。小さくてきれいな子。この小さな体で、よく3回も出産子育てを経てきたね。頑張ったね。本当によく頑張った。ごめんね。あなただけ頑張らせて本当にごめんなさい。もうさ、うちの中でのんびり過ごそうよ。もうさ、あなたを外で頑張らせるのイヤなんだ。悲しくてイヤなんだ。

 な感じで、「ハハを地域猫へ計画」は即座に白紙撤回。



 昨日、ハハはNに連れられて病院に入った。明日かあさってには帰ってくる予定。早く会いたい。