元気になったと思ったら、この場にかきつけることをしなくなってしまっている。「文章を書く」ということや、「自分の想いを整理整頓する」というような目的でもって、この場を利用するつもりでいたのに。いかん。
ついでに言うならば、読書量も書くことに比例して、グイッと減っている。やっとの思いで昨日読み干したのは、「高杉晋作」。すごく乱暴に言ってしまうと、あの時代、わたしが好きな「新選組」の対角にいた人物。敵と言っても過言ではなかろう。新選組がらみの小説や史実本などをいくつか読み、俄然長州にも興味が湧き、タイミング良く古本屋でみつけ即購入した本だ。しかしその後、乙一という天才作家の作品たちに魅了されていたので、高杉晋作くんは本棚でしばらく寝ていなければならない羽目になっていた。家に読んでいない乙一の本がなくなってしまい、いよいよ日の目をみたわけだ。
読後感を書き始めると、いささかキリがなくなってしまうので、端折る。が、一点だけ。かの有名な「おもしろきこともなき世をおもしろく」という彼の句は、彼が病床にあった時に作ったものだと知り、泣いてしまった。いつものことだが、電車内で。恐らく、泣く前に「あーーー」という感嘆音も漏らしていたはずだ。微かではあるが。某東京メトロに乗降されている皆様、挙動不審でごめんなさい。
こんなにも前向きな言葉を、もう二度と起き上がれないかもしれない体で生み出し綴ることができた彼を、本気で尊敬する。ちょっぴり気分が停滞したぐらいで、この世を「クソ扱い」してしまう傾向にある自分に「ばーかばーかばーかばーか」と、とりあえず手加減抜きで突っ込んでおいた。
今、現代に、彼高杉晋作がいたならば、同じ句を読めたのだろうか。いや、きっと、こういう、気持ちがブレないしっかりとしたヒトは、どんな時代にいようとこう思えるのだろうな。強い。これからは、落ち込んでしまったら、病に伏しながらこの句を詠んだ高杉を思い浮かべることにする。だってバレーボールは常にテレビ放映されているわけではないから…
0 件のコメント:
コメントを投稿