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7.15.2010

Wの三者面談に行って。

中3のWは、世間的には受験生。だが、姉であるNに倣って通信制の高校へ進学することを早々と決定していた。通信制となると、「卒業」そのものが非常にハードルが高いものになる。Nの姿を間近で見てきたのだから、その厳しさはWにも正しく伝わっているであろう。…と信じたい。

この時期の中3の三者面談といえば、本来ならば、進路について、それも厳密に言うならば、自分が希望する高校と現状のお勉強の成績の照らし合わせがスタートするものだ。が、Wに関しては、随分前に行きたい高校が決まり、いわゆる「受験勉強」をアホみたいに必死にやる必要もないので、専ら世間話に終始した。ここのところ、あまり学校にも行っていなかったので「もうちょっと、学校においでよー」と先生からは釘を刺されていた。Wと言えば、ニヤニヤしながらのらりくらりと、その言葉をかわすだけである。

今日担任にも伝えたのだが、わたしは、こどもが「学校行きたくない」と言ったら、強く「行きなさい」と言えない…というか、言いたくない。基本的に、わたしが学校という場所というか存在が嫌い。同年代だけで集まって、毎日毎日顔を突き合わせて同じことをやるなんてことは、小学生で終わりでいいのじゃないかなと思う。行事の練習とかになると、一部のバカによって、きちんと練習している子たちが迷惑被ったりするし。狭い世界でのくだらない小競り合いは、日常茶飯事だし。13歳から15歳の三年間って、もっともっとたくさんの分野に足を踏み出せるはずなのに。なんだかこう、義務教育という縛りの中に子どもたちが押し込められているように感じてならない。

学校って、特に中学校って中途半端な立ち位置にいると思う。多感な子どもをたくさん抱えて、その苦労のほどは想像を超えるものだと感じてはいるが、学校を取り巻くオトナたちが、何につけ「中途半端」だからいけないのだと感じる。学校って何するところ?→勉強するところ。こんなことは誰でも答えられる。勉強をすることが最たる目的の場所なはず。なのに、「中途半端」にヒトの生活態度とやらに首をつっこんできてあーだこーだうるさい。で、最も力を注いで取り組まなきゃならない「勉強を教える」という行為がおろそかに。こどもたちが、勉強が嫌いと堂々と言えてしまうのは、学校で勉強を教えるヒトビトの努力不足なんじゃないの?と常に思っている。本来勉強って楽しいことのはず。新しい知識を得ることは、ニンゲンにとって非常に魅力的なことであるはず。「楽しい授業を作る」ということを、プロとしてとことん追求してもらいたいのだが。で、ここでネックになるのがきっと、高校受験なんだろうなぁと想像もつく。これに沿えないと、中学生がやるべきお勉強ではなくなってくるのだろう。だとしたらば、徹底的に、受験に勝てる勉強を教えてくれれば良いのに。塾並みに。…などと考えていると、やっぱり中学校って中途半端だーという思いが更に増してくる。

教師が徹して勉強を楽しく教えるためには、やっぱり子どもたちの資質も重要なんだろうなぁと、先生嫌いのわたしでさえ想像できる。子どもたちの、ヒトとしての根っこの部分に影響を及ぼしているのは、誰でもない、保護者や親という名の周囲に存在するオトナ。結局、これがダメだと全部台無しなんだなぁ。これがダメだから、先生たちは勉強を教えること以外にたっぷり時間を割かれてるのではないのかなぁ。わたしは、「学校に行きなさい」と言いたくないあまり感心できない親ではあるけれど、大事なことはきちんと子どもたちにしつけてきた自信だけはある。間違いなく。ヒトの話を聞いて受け入れて、自分の意見を言って、やるべきことはやる…先生たちが滞りなく楽しい授業を作るために必要な子どもたちの要素ってきっと、これだけでいいと思うのだ。でも、これができない。周囲のオトナがこれを育んであげられなかったのだ。

いじめ等の問題が起こると、まずヤリ玉にあげられるのは学校だ。でも、待ってよ。いじめって子ども当人同士の問題でしょう。ひいては、その子を育んだ保護者ないし親等周囲のオトナの問題なのでは?学校を責めるのは理不尽じゃないかなー。そうやっていざという時に学校ばかりを責めるから、学校だって「勉強だけじゃ」とか勘違いしちゃうんじゃないのだろうか。学校は勉強を楽しく教えてくれれば良し。なので、やっぱり、親だよ。親。子どもの間近にいるオトナがちゃんとしてなきゃ、全部台無しになってしまう。

マジで学校大嫌いで、先生職のヒトビトにも嫌悪しているわたしなのに、久々に学校に出向いて校舎に入ったら、なんだか「学校の憂い」を感じずにいられなかった。でもって、学校大嫌いなのに、擁護してしまうような考えに至ってしまった。でも、別に不本意とも感じない。でもって、Wの三者面談自体は、特筆すべきことは何もなかった…という…



回虫疑惑で、絶賛隔離中で、絶賛いじけ中の、らっかという名の茶色の毛玉

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