9/18の夕方、40℃以上の高熱を出したWを連れて救急外来へ。高熱以外に際立った症状はなにもない。鼻も出ない咳もでない。喉も痛がらない。熱の高さの割りに意識がはっきりしており、食欲もそこそこあり水分も自ら摂れる。実を言うと、4年前の夏にも同じような高熱に見舞われたことがある。その時は近所の小児科へ行ったのだが、医者は首を傾げながら「きっと夏風邪の一種でしょうね」と診断、抗生剤を処方されてお終いだった。抗生剤が効いたのか、徐々に熱が下がり、きちんと回復に向かい、それはそれでわたしの記憶の中でも「お終い」になっていた。しかし再びその記憶が甦り、近所の医者では埒が明かないと瞬間的に感じ、救急ではあるが大きな信頼のおける病院へ連れていくことを決断した。問診、聴診、触診と一通り診察を受け、尿検査血液検査の必要性を医者に伝えられる。そして、早々に点滴に繋がれることに。「やっぱりただの風邪じゃないんだ」…4年前の高熱の際の釈然としない診断、その時と全く同じ症状で苦しむW、目の前にある事実と4年前の光景とが頭の中でぐちゃぐちゃに混ざり合い、胸が潰されるようななんとも言えない不安な気持ちでいっぱいになった。
点滴を受けながら体を冷やしながら、うなされるW。うなされながら思わず「母さん、オレ死なないよね」と。「殺さない。わたしが絶対殺すもんか」とわたし。しかし、(その時点ではまだ)原因の定かではない熱に侵されながら、うなされ、瞼を痙攣させ、時折笑みを浮かべたりするWの様子を凝視していると、本気で死んでしまうんじゃないか、と正直たまらなく怖かった。
血液検査を元に、即入院を告げられる。腎臓での炎症が疑われるとのこと。先生は丁寧に優しくいろいろとわたしとWに説明してくれるのだが、頷きながらも、脳に全くそれらの説明が届いていっていないことがわかった。「どうして」とか「治るのか」とか、あまりにも感情的な思いばかりが占拠してしまっていたからだ。心理的にとても救われたのが、担当の先生(男・若い)がとても優しい先生で、熱で苦しむWの頭や頬を何度も何度も撫でてくれたこと。直接言葉にこそしなかったが「大丈夫だからね」とWに語りかけてくれているようで本当に安心できた。
その場で腎臓をエコーで診る。翌日にCTを撮りもっと詳しく腎臓を診るということ、このまま点滴治療を続行する旨を伝えられた。そしてその後、入院の手続きをしてそのまま病室へ向かった。
…ざっと18日の夕方からのことを振り返ってみたのだが、Wと救急外来に到着してわたしが病院をあとにするまで、実に6時間も経過していたのだった。
病院までの足になってくれて、この6時間の間同じように不安な気持ちを抱きながらずっと待っていてくれたH氏。本当にありがとう。もっとも、帰り道、「よーし、なんか食って元気だそうぜ!」と走っている途中に見事にパンクしてしまったのは呆れてしまったが…今やそれさえただの『ネタ』になってしまうのは間違いなくあなたのお陰だ。
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